小田急線小田原接続連絡券+
昨日のことですが、友人(非鉄)と静岡県由比町まで桜えびのかき揚げ丼を食べに行ってきました。南武線の上のほうに住んでいる友人が東海道線に出るには、JRの川崎廻りで東海道線に出るよりも登戸から小田急線に乗って小田原までショートカットした方が速くて安上がりでした。
そこで、待ち合わせを小田原駅とし、小田原~由比間は「ぶらり途中下車」できるように登戸から小田原接続の連絡券を勧めておきました。それだと100Km超えるので途中下車できます。友人は「そんなもん(券売機で)売ってないぞ」と言ってましたが、「規則上は買えるはずだからダメ元で駅員に聞いてみ」と押し切りました。そこで待
結局はすんなり買えたようで、友人は「こんなもんあるんだなぁ~」と感心しきりでした。私も実は小田急のMSR端末での長距離連絡券は初めて見ました。SR端末時代に購入したものは元号表記で駅名のローマ字表記はありませんでしたが、こちらは西暦表記で小田急線の駅についてはローマ字表記もあります。でも、経由が「小田急線」しかないので、小田原接続なのか藤沢接続なのかそれとも新松田/松田接続なのかわからないのは相変わらずです。なお、1980円の内訳は以下のような感じです。
小田急線:登戸~小田原 700円(67.3Km)
JR線 :小田原~由比 1280円(74.5Km)
このきっぷで熱海駅で途中下車しようとした時に事件は起こりました。私も途中下車可能な由比までの乗車券(連絡券ではなくJR単独の)を持っていたので、一緒に自動改札を通過しました。私のきっぷは改札機から吐き出されましたが、友人のきっぷは回収されてしまいました。JR線部分が東京近郊区間内完結でなく、通算のキロ数は100Kmを超えているので途中下車できるはずです。慌てて私が代わりに改札口の若い係員に申し出ました。
係:「どんなきっぷですか?」
私:「登戸から由比までの連絡券です。小田急で買ったやつです。」
自動改札機の回収箱を開けたところ、ピンクの大型券がすぐに見つかりました。
係:「自動改札に回収されるきっぷは途中下車できないんですよ。」
私:「そんなわけないでしょう。登戸から由比なら100Km超えてますよ。」
係:「JR線が100Km以下だと途中下車できないんですよ。」
私:「2日間有効でどこにもそんなこと(途中下車できない旨)書いてないから、そんなわけないでしょう。機械がおかしいんですよ。」
結局押し切って途中下車しましたが、きっぷの真ん中には穴が空けられていました。「普通乗車券」の「通」と「乗」の間です。自動改札機内部で回収したきっぷの真ん中に穴を開ける仕掛けがあるようです。
幼い頃「ウソつきは泥棒の始まり」なんてよく祖母に言われたもんですが、よくぞ自信満々にそんな大ウソが言えるなぁ…と呆れてしまいました。きっと「機械は100%正しい」と信じ切っているんだろうな思いました。
そもそもど真ん中に穴が開いた乗車券なんて不正乗車しているようで不快です。せめて「業務連絡書」を一筆書いて欲しかったぐらいです。その時はJR東日本本社か横浜支社に投書してやろうかと思いました。後で友人は「知らなかったら(諦めて熱海から)買い直してたよ」と言っていたので、鉄ヲタの面目躍如といった感ではありましたが…。
私のブログは速報性を追求しておらず、同じテーマはできるだけ連続しないようにしていますが、この記事については忘れる前に書き留めた次第です。
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