ときわ路パスリニューアル
ちょっと今さら感がありますが、昨年4月利用分より「ときわ路パス」がリニューアルされています。エリア外だった関東鉄道竜ヶ崎線と真岡鉄道が新たにフリーエリアに加わりました。
関東鉄道竜ヶ崎線は茨城県内で完結する路線で、同じ会社の常総線がフリーエリアなのに竜ヶ崎線は今までフリーエリア外だったのか不思議でした。真岡鉄道については大盤振る舞いしたなという印象です。真岡鉄道は下館~ひぐち間は茨城県を走りますが、路線の大半は栃木県です。それが「ときわ路パス」で全区間利用できてしまうのです。
現在のフリーエリアをまとめてみます。
【現在のフリーエリア】
- 常磐線…取手~大津港
- 水戸線…小田林~友部
- 水郡線…水戸~下野宮、上菅谷~常陸太田
- 鹿島線…潮来~鹿島サッカースタジアム
- 関東鉄道…取手~下館、佐貫~竜ヶ崎
- 鹿島臨海鉄道…水戸~鹿島サッカースタジアム(全線)
- ひたちなか海浜鉄道…勝田~阿字ヶ浦(全線)
- 真岡鉄道…下館~茂木(全線)
ついでに発売当初のフリーエリアと比べてみます。赤字のところが現在と異なるところです。
【発売当初のフリーエリア】
- 常磐線…取手~大津港
- 水戸線…小田林~友部
- 水郡線…水戸~常陸大子、上菅谷~常陸太田
- 関東鉄道…取手~下館
- 鹿島鉄道…石岡~鉾田
- 鹿島臨海鉄道…水戸~新鉾田
- 茨城交通…勝田~阿字ヶ浦(全線)
廃線になった鹿島鉄道があり、ひたちなか海浜鉄道は三セク化される前の茨城交通でした。鹿島臨海鉄道は新鉾田までしか使えず、JR線も水郡線の北限が常陸大子だったり、鹿島線がフリーエリア外でした。年数を重ねるごとに変化していきました。
こちらが現物です。だいたい毎年1回は利用していたんですが、いつの間にかフリーエリアが広くなったなぁ…と無意識のうちに利用していました。
高萩駅の留置線には3月のダイヤ改正で常磐線・水戸線の運用から離脱した415系が留置されていました。あまり撮れていなかったので、最後の姿を写真に収めに行ってきました。
415系は6月25日にさよなら運転を終え、JR東日本での運用を終了しました。まだまだ走れるのにもったいない気がしました。鋼製の415系がバリバリ現役で走っているJR九州に譲渡すればいいのではないかと思ったんですが、ステンレス製の1500番台は西日本の60Hzに対応していないためこのままでは転用できないそうです。なんだかもったいない話です。
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