ことでん・JR瀬戸内国際芸術祭きっぷ
瀬戸内国際芸術祭とは瀬戸内海の島々で開催される現在美術の芸術祭です。平成22年・昨年と2回開催され、今後も3年ごとに開催されるそうです。昨年の開催では春・夏・秋の3シーズンに期間を区切って開催されました。
昨年、第2回瀬戸内国際芸術祭に合わせて、JR四国と高松琴平電鉄(ことでん)で「ことでん・JR瀬戸内国際芸術祭きっぷ」というフリーきっぷを発売しました。発売期間は春シーズンの初日から秋シーズンの最終日までで設定されました。フリー区間は以下の通りです。
- 瀬戸大橋線…児島~宇多津・坂出
- 予讃線…高松~観音寺
- 土讃線…多度津~琴平
- 高徳線…高松~志度
- ことでん電車線…全線
- ことでんバス…高松駅~屋島駅~屋島山上
これまでもJR四国とことでんでは「ことでん・JRくるり~んきっぷ」というフリーきっぷを共同で発売していますが、このきっぷでは500円高くなった代わりに瀬戸大橋線とことでんバスが加わっています。
これがそのきっぷです。「くるり~んきっぷ」と同様に120mm券です。芸術祭に行かないでも無条件で購入できました。本州から直通で使用することを想定していたので、事前にこのきっぷを仕込みました。ただし、いつも利用する「夢四国」での取り扱いはなかったので、ワーププラザ高松支店に電話で交渉し、代金と送料を振り込んできっぷを宅配で送ってもらいました。
芸術祭の展示物は高松港周辺や屋島にもあるにはありましたが、ほとんどは小豆島や直島など瀬戸内海に浮かぶ島々にありました。そしてその主たる移動手段は船になります。このきっぷでは船が使えないため、屋島のてっぺんに登るには便利でしたが、芸術祭の鑑賞という観点で言うとあまり意味がなかったような感じがします。
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