赤い18きっぷ発売終了(JR四国)
通勤帰りにtwitterを見ていたんですが、高松駅で発売していた常備券の「青春18きっぷ」(いわゆる「赤券」)がこの冬を以って発売終了するという旨の情報が流れてきました。複数のアカウントから高松駅の掲示の画像とともにそういう情報が流れてきたので確度は高そうです。掲示の文言を抜粋すると以下のような感じでした。
JR四国では、これまで「青春18きっぷ」の常備券(表面が赤色のきっぷ)の発売をしてまいりましたが、
今冬季(12月1日発売開始)での発売をもちまして、「青春18きっぷ」の常備券の発売を終了させていただきます。
主語が「JR四国では」となっているので、高松駅のみならずJR四国全体で発売終了すると読み取れます。
JR四国の常備券の「青春18きっぷ」はおもにPOS端末設置駅と高松駅で発売しています。平成26年の春シーズンにいったんなくなりかけたんですが、問い合わせが殺到したため急遽発売された経緯がありました。どうやら今度こそ本当になくなろうとしているようです。
こちらは平成15年春季に高松駅で発売された赤券です。発売日は押し忘れたようですが、3月3日に購入しています。毎年春季の「青春18きっぷ」は2月20日から発売していますが、この頃は3月3日でも余裕で赤券が買えました。しかも、券番は0015で発売開始から10日ほどで15枚しか売れていません。
その後、取扱箇所が減ったこともあり、最近では発売初日の高松駅には早朝組や遠征組が窓口営業前から並んで初日に売り切れてしまうほどの人気(過熱?)ぶりです。
赤券を追いかけるのもいいですが、個人的にはJR四国の熱転写MV35型端末で発券された「青春18きっぷ」も熱いと思っています。こちらは高松駅と高知駅の2駅だけです。JR四国管内でも少しずつMV35型端末の設置は進んでいますが、高知駅以降に設置された端末は感熱タイプになっています。
MV35型は端末のプリンタ部分を比較的容易に交換して感熱化できるそうなので、高松駅や高知駅の熱転写端末がいつまで残るかは予断を許さないと思っています。こちらも近いうちには確実になくなるものなので、目を向けてみてはいかがでしょうか。
【2016/11/16夕方:補足】
JR四国のホームページにも同様の記載がありましたので、JR四国内での赤券の発売終了は確定しました。
リンク先:http://www.jr-eki.com/service_ticket/htm/jr-kyotu/18tickets_jyoubiken.pdf
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