踊り子
◆種別:特急
◆運転区間:東京・新宿~伊東・伊豆急下田・修善寺
特急「踊り子」は東京~伊豆急下田間の特急「あまぎ」と東京~伊豆急下田・修善寺間の急行「伊豆」を統合する形で昭和56年10月に登場しました。
車両は新造された185系(中の写真)と当初「あまぎ」から引き続き使用していた183系(下の写真)とが混在していましたが、昭和60年3月のダイヤ改正に185系へ統一されました。「踊り子」から追われた183系は「あずさ」増発用に松本電車区へ転出しました。
その後は塗色変更や内装・シートの更新など多少の変化はありましたが、この列車自体は国鉄・JRを通じて大きな変化はないように思います。
(東海道線・大船)
ちなみに先週久しぶりに183系の「踊り子」が運転されました。臨時で「踊り子」が千葉発着で総武・横須賀線経由で東海道線に入って伊豆急下田まで延長運転されることになったのですが、通常使われる185系は車両の保安設備の都合上、地下区間(錦糸町~東京~品川)を走行できないため183系の出番となりました。
(横須賀線・東京)
183系は「踊り子」の絵幕がないため、無地の幕にシール貼りです。また、湘南新宿ラインなど横須賀線→東海道線に乗り入れる場合は戸塚駅を過ぎたところで東海道線へ乗り入れるんですが、この列車は横浜駅手前で横須賀線上り線路をオーバークロスし、東海道線のホームに入りました。
実際乗ってみましたが、指定席は半分も埋まっていないようで、乗っている人より沿線でカメラ構えてる人の方が多いような感でした(爆)もう少しPRすれば需要はそれなりにあると思うんですが…。
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