払戻制限
平成16年4月にツインクルプラザ北見支店で発券れた総販券の「Sきっぷフォー」です。左下の「払戻制限」という赤印字が気になります。トクトクきっぷなので払戻に制限があるのは当たり前ですが、さらなる制限がありそうです。手持ちの「Sきっぷフォー」を調べてみると、あと2枚同じ印字のものがありました。区間は札幌~美唄と旭川~稚内でした。もちろん下のきっぷのようにないものもありました。
このきっぷはツインクルプラザ北見支店発行となっていますが、実は北見で購入したわけではありません。発券日の2日後(4月23日)に紋別バスターミナルでバラ売りを購入したものです。紋別はかつて名寄本線が通っていた駅ですが、平成元年に廃線となりバス転換されています。そのバスターミナルに「Sきっぷフォー」のバラが堂々と売られていました。同じように天北線代替の浜頓別や興浜北線代替の枝幸バスターミナルにもありました。(今でもあるかどうかは知りませんが…)
私が思うに、JR北海道は廃線となった地域が運賃的に著しく不利益にならないように「Sきっぷフォー」のバラ売りを半ば公認しているんじゃないでしょうか?真新しいきっぷを卸しているわけですから、地元がJRの意向に反して勝手にやっているとは思えません。払戻はJRの駅では取扱わないか何らかの制限をかけるため、予め赤印字しておくという条件で。これはあくまで私の推測ですが…。でも、紋別も浜頓別も枝幸も札幌行きの直通バスが出ているので、たくさんは売れていない気がします。
ちなみにこの時私は常備軟券が出てくることを期待したんですが、前出しの総販券で発売箇所が「ツインクルプラザ北見支店」となっていたので、二重にがっかりした記憶があります。
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