Kaeruくんリターンズ2
7月11日のasahi.comの記事が出て以来、検索サイトなどで「Kaeruくん」と検索して私のブログに到達する人が増えました。なので…というわけではありませんが、今回は「土・日きっぷ」のいわゆる「指のみ券」を出してもらうべく鹿島線・鹿島神宮駅で使ってみました。前回までの快速「フェアーウェイ」ではありません。機械の外観は過去の記事をご参考までに。
(まず右手の読み取り口部分に『土・日きっぷ』を置いて、画面の「開始」ボタンを押す。前回と同じく「しばらくお待ちください」の表示が出て少々嫌な予感)
オペ:「はいお待たせしました」
(と思ったら10秒ぐらいで繋がる)
私:「『えきねっと』で予約した『土・日きっぷ』の指定券出して欲しいんですけど」
オ:「登録されたクレジットカードお持ちですか?」
私:「持ってます」
オ:「左下の差し込み口に挿入していただけますか?」
(言われたとおりカードを入れる)
オ:「本日はどの列車をお受け取りになりますか?」
(画面に『えきねっと』の未受取予約内容が表示される)
私:「明日の『はやて』の予約だけでいいです」
(未受取予約が4つもあったので…)
その後しばらくオペレーターからの応答はなく、ピッピという機械の操作音だけが聞こえます。それからほどなくしてきっぷとクレジットカードが返ってきました。
オ:「カードは受け取られましたか?」
私:「大丈夫です」
オ:「ありがとうございました」
今回のオペレーターはスムーズだったので、これで気持ちよく終わりでした。直後の列車で鹿島神宮駅を後にしました。
しかし、この後別の駅で指定を取ろうとした時にあることに気付きました。指定が想定外に1回余分に残っていたのです。 「土・日きっぷ」を使ったことのある人ならわかると思います。
「土・日きっぷ」で4回まで指定が取れるのは以前の記事で書いたとおりですが、発券するたびに「指定券発行 10月30日乗車 [東]仙台駅」みたいなハンコを押します。しかし、Kaeruくんはしょせん機械なのできっぷにハンコを押すという手作業ができません。そのため、見かけ上1回余ったように見えたのです。また、「土・日きっぷ」は読み取り部分に置くだけなので、機械からきっぷに文字を直接印刷することもできません。
現実的な解決策としてはハンコを押すところだけは駅員にやってもらうぐらいしか考えられないんですが、結局のところ人手を介することになってしまい、批判を浴びる中Kaeruくんの導入を強行した意味があまりないような気がします。
【現地データ】
◆場所…鹿島線・鹿島神宮駅
◆時刻…午後2時ごろ
◆オペレーター…オッサン
◆マルス端末…撤去済み
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