風っこストーブ湯けむり
◆種別:快速
◆区間:仙台~鳴子温泉
(「風っこ」車内のストーブ)
ストーブ列車と言うと津軽鉄道が有名ですが、JR東日本の「風っこ」にもダルマストーブが設置されています。ただし、冬場でもあまり稼働していません。ストーブを焚くには燃料の石炭(練炭?)が必要なうえ、安全のため誰か要員がいないといけません。稼働しないのは手間がかかるのが理由なんじゃないかと思っています。
昨年、仙台~鳴子温泉間で運転された快速「風っこストーブ湯けむり」号はその名のとおり車内でストーブを焚いていました。ストーブの焚かれた暖かい車内から車窓の雪景色を楽しむという趣旨の列車でした。
企画としては面白いんですが、きっぷは2日前でも余裕で窓側が取れました。「風っこ」はトロッコ列車のイメージが強い(実際そうなんですが…)ので、吹きっさらしの寒さを心配して敬遠されたのかもしれません。実際には窓にガラスがはめられて、ストーブが焚かれていたので寒さを感じることはありませんでした。
陸羽東線の古川以遠ではちょうどいい感じで雪が積もっていて、期待通りの雪景色を楽しむことができました。ストーブの上でスルメを焼いていた猛者もいましたが、私はそこまで知恵が回りませんでした。ちなみに来年も1月19~27日の土日に運転されるそうです。
写真は陸羽東線・有備館駅で撮影したものです。
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