上越妙高経由直江津着
これまで、首都圏と直江津(新潟県上越市)との往来は上越新幹線・越後湯沢乗り換えの北越急行経由が主流でした。それは特急「はくたか」が1日13往復設定され、越後湯沢間を約50分で結んでいたことが大きいです。
昨年3月の北陸新幹線開業に伴いその「はくたか」が廃止され、主要な往来手段は北陸新幹線・上越妙高乗り換えのえちごトキめき鉄道(以下「トキ鉄」)経由にシフトしました。
このきっぷは上越妙高接続のトキ鉄・直江津までの連絡券です。JR→トキ鉄の普通の二社連絡券で、経由欄も「…上越妙高・トキめき鉄道」となっています。上越妙高接続の連絡範囲は接続駅の上越妙高を除く北陸新幹線各駅と、トキ鉄・直江津のみです。東京・上野発は特定都区市内制度により東京都区内発となります。また、直江津以外の高田や新井といったトキ鉄主要駅でも対象外です。両方とももう少し範囲が広くてもいいような気はするんですが。
ちなみにトキ鉄・上越妙高~直江津間を経由して北陸新幹線と信越線(黒井方面)を乗り継ぐ場合は、通過連絡運輸が設定されています。以前の記事でも紹介したように、この通過連絡はJR6社間相互で設定されています。
【補足:2016/9/27】
今年3月に連絡運輸の設定が変わり、上越妙高接続でのトキ鉄側の連絡範囲が直江津のみから妙高高原~直江津間に拡大されたようです。
上越妙高は改札が分かれているので基本、連絡乗車券は必要ないとの判断なのでしょう。
直江津だけ発売するのは特急しらゆきの関係でしょうね。新潟方面の停車駅ということで。高田や新井はまず需要ないでしょうし。
投稿情報: ttt | 2016年1 月28日 (木曜日) 20時53分
新井はともかく、高田は上越市の中心駅で、駅付近に国や県の出先機関が集積していますから、需要がないということはないでしょう。
投稿情報: 今出川 | 2016年1 月29日 (金曜日) 07時30分