普通回数券の発売範囲
都内の金券ショップを物色していた時のことです。東京からの新幹線や特急列車の回数券に紛れて、遠く離れた新千歳空港~札幌の普通回数券が置いてあるのを見つけました。
羽田~新千歳間の定期航空便の輸送人員は世界一なんだそうです。それだけ羽田から新千歳へは旺盛な需要があるため、こうして都内の金券ショップに新千歳空港~札幌間の普通回数券を置いてあったりします。航空会社はJALなりANAなりスカイマークなり選択の余地がありますが、新千歳から札幌への鉄道アクセスはJR北海道が独占しています。
私は直後に新千歳まで飛行機に乗る予定があったため、1枚購入しました。正規運賃1070円のところが1040円だったので、大して安くはなかったんですが。
きっぷを手にして驚きました。JR北海道の区間の回数券なのに発売箇所がJR東日本の空港第2ビル駅だったからです。地理的に近い隣接会社発行の回数券なら見たことがありましたが、これほど遠方のものは初めて見ました。
おそらくマルス端末の機能としては会社に拠らず任意の区間で発券可能なんでしょうが、規則上の制限はどうなんでしょうか?正直なところ「こんなの出しちゃっていいの?」と思いました。ちょっと気になった事案でした。
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