富山地鉄連絡特急券
北陸線と富山地方鉄道は富山駅で線路が繋がっていて、夏季には関西から立山黒部アルペンルートへの送客で北陸線から富山地鉄へ直通する優等列車が運転されていました。
直通運転は国鉄末期にいったん途絶えましたが、JRになってから復活しました。485系の特急「スーパー雷鳥」を延長し大阪から富山地鉄へ直通する「スーパー雷鳥立山」・「スーパー雷鳥宇奈月」、その後平成7年からは681系になって「サンダーバード立山」や「サンダーバード宇奈月」なんて列車もありました。私も「サンダーバード立山」は一回だけ乗ったことがあります。
このきっぷは平成11年に発売された富山地鉄・立山駅からJR大阪駅までの自由席特急券です。発駅常備の軟券です。JRの特急料金2520円に加え、富山地鉄の特急料金200円が加算された2720円で発売されています。立山発で平成11年なのでおそらく「サンダーバード立山」と思われます。
北陸線と富山地鉄との直通運転は平成11年で終了しました。理由はいろいろあったようですが、利用率の低迷というのが一番大きかったようです。このきっぷもお蔵入りしたと思われます。
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