座席未指定券2
座席未指定券は同日・同区間の列車の指定席に無手数料で変更でき、それが乗車変更扱いにならないことは前回の記事で書きました。今回は座席未指定券への座席指定を取り上げます。実際に変更前後の券が以下になります。
(変更前の座席未指定券)
(変更後の特急券)
乗車変更であれば変更後の券の右下に「乗変」という印字がされますが、この券はその印字がないので乗車変更扱いになっていないのが分かります。金額の下に小さい[普]の印字があるのが特徴です。右上の「C制」や下の赤印字は変更前の原券の情報を引き継いだだけで、この特急券で特徴的な情報ではありません。
常磐線・勝田以南の主な特急停車駅では「新しい着席サービス」の導入を機に改札内に指定席券売機が設置されています。利用客に事前に指定席を確保して乗車することを求めている以上、至極当然だと思います。
上の写真は友部駅のもので、改札脇の精算機に隣接するような形で1台設置されています。駅によっては複数台設置していたり、ホーム上に設置していたりするところもあります。
メニューも改札外に設置されているものとは異なり、改札内の指定席券売機は当日の「ひたち」・「ときわ」の特急券や座席未指定券・ウィークリー回数券への座席指定、「えきねっと」の受け取りに機能特化したものになっていて、通常ある新幹線や定期券などのメニューがない簡素な画面構成になっています。
このシステムの良いところは、一人で二人掛け席を利用する時に、隣の席が赤ランプのままの場合、堂々と?荷物を置いてゆったりできることでしょうか。
自由席の場合、ある程度混みあってきた時に、それでも荷物を置いたままに出来る図々しい客がゆったりできて、荷物をどけてあげる親切な(常識的な)客の隣から着席されるので、小心者の自分は気に入っています。
投稿情報: SHIGE | 2015年7 月 6日 (月曜日) 09時29分
座席未指定券への指定付加ですが、旅行会社発行の券(MR31や旅端)を原券にして行うと原券赤印字+指のみ添付になるようです。
原券の発行箇所を見分けて区別しているようです。
何故かは分かりませんが、旅行会社発行の場合商制やC制などがスタンプで押印している場合が多いので、払い戻しによる現金化を防ぐ目的でしょうか。
投稿情報: はまなすカーペット | 2015年7 月 6日 (月曜日) 23時46分
>SHIGEさん
確かにそうですね。
以前、発車直前に指定を取って乗ったことがあるんですが、赤→緑にランプが変わるまで15分程度要しました。飛び乗られちゃうと不意打ち食らう可能性はありますね。
>はまなすカーペットさん
POS券や乗車券と一体の座席未指定券で指定を取ってみたところ、指のみ券添付になりました。旅行会社発券でもなるのは初耳でした。
投稿情報: 今出川 | 2015年7 月16日 (木曜日) 00時02分