青森~盛岡間船車券
宗谷本線・士別駅のマルス端末で発売された青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道経由の青森~盛岡間の船車券です。
左上に○企マークがないのでトクトクきっぷではないですが、右上に219-56という特企券コードがあるので、あたかもトクトクきっぷのような乗車券です。通常であれば、接続駅を除き社線で完結する区間はマルス端末から発券できませんが、トクトクきっぷもどきの船車券にすることによって発券できるようにしています。もっとも、注意書きの内容から判断すると、JR北海道のみでの取り扱いのようです。
このきっぷは北海道~本州間の東北新幹線経由のトクトクきっぷで青い森・IGR経由の寝台特急「北斗星」を利用した際に発券されました。購入時にJR部分のきっぷを確認されます。距離が200Kmを超えるので普通乗車券であれば3日間有効となるところですが、この券はなぜか当日限り有効で、しかも途中下車不可です。
現在、臨時運行されている「北斗星」は8月で運転を終了する予定で、「カシオペア」については9月末までは運転されることが発表されたものの、そこからの先行きは不透明です。もし、「カシオペア」も廃止になればこのきっぷも用途を失いますから、発売終了するものと思われます。
こんにちわ。
これ、昔は総販で売ってたような気がしますが今はマルスでも出せるんですね。
青森・盛岡間203.9kmもあるのに当日限り有効、下車前途無効、価格も正規運賃から割引無しと、敢えてこれで買う必要性は薄そうですね。
油川〜仙北町間の通過連絡なら190円プラスした5670円で3日間有効、途中下車もできますので。
JRのフリーきっぷとこれを組み合わせて寝台で通過利用するような使い方を想定しているんでしょうかね?
投稿情報: ttt | 2015年5 月25日 (月曜日) 00時13分
いい話を教えてくれてありがとうございます。
来週、使って残します。
上の方が指摘されてますが、青い森は自線内
100キロ超有効2日なのに有効期間の設定がシブ
いですね。
投稿情報: コン | 2015年5 月25日 (月曜日) 19時50分
いつも楽しく拝見しております。
記事の船車券ですが、今年2月に札幌駅のみどりの窓口で買おうとしたところ、
旅行商品(ツインクル)とセットでなければ販売できないと
断られました。
上りの北斗星寝台券を提示した上での申し込みだったのですが、
聞く耳持たずといった印象でした。
投稿情報: Boo | 2015年5 月25日 (月曜日) 22時11分
おつかれさまです。
いつも楽しく拝見させていただいております。
この乗車券、他社線絡みにもかかわらず
「1-タ」でなく
「1- 」なのか?
謎です。
投稿情報: Joh | 2015年5 月26日 (火曜日) 23時39分
タは「JR他社」の意味ですからね。
大崎や水戸や勝田の社線完結マルス券もタの印字はないので、船車券でもそれに準じているのだと思います。
投稿情報: ttt | 2015年5 月27日 (水曜日) 01時46分
>tttさん
私もちょっと記憶に自信がないですが、総販券で出していたものを見たことがあります。使い方は推測されているとおりだと思います。
>コンさん
趣味として集めてみましたが、事前に購入できる以外はあまりメリットがない感ですね。
>Booさん
旅行商品は事前に交通手段が決められていてこういう変更券が必要なさそうな感じがしますから、それは誤案内だったような気がします。
ただ、併用するのが普通乗車券だったら事前に乗車変更するか車内で経路変更してくれと言われても仕方ない気がします。
>Johさん
下でtttさんが書かれているとおりだと思います。この券については出す意味があまりないですね。
投稿情報: 今出川 | 2015年6 月 7日 (日曜日) 15時37分