多経路の乗車券
私は複雑な経路で乗り回すことはあまりないんですが、以前マルスで発券しきれない経路数になったため補充券で発券されたことがあります。多経路を理由に補充券が発券されたのは、鉄ヲタを長いことやっていてこの時が初めてでした。
この券は紀勢線・白浜駅で発券した特別補充券です。白浜駅到着時に窓口で購入を申し出たものの、マルスで発券できないことが分かり、補充券対応で帰り際に受け取ることになりました。経由は以下の通りです。
白浜-(紀勢線)-和歌山-(阪和線)-天王寺-(大阪環状線)-大阪-(東海道線)-新大阪-(新幹線)-小倉-(鹿児島線)-西小倉-(日豊線)-大分-(久大線)-夜明-(日田彦山線)-田川後藤寺-(後藤寺線)-新飯塚-(筑豊線)-折尾-(鹿児島線)-博多-(新幹線)-新八代-(鹿児島線)-八代-(肥薩線)-人吉
運賃計算キロ :1332.3Km 14600円
九州内営業キロ: 591.5Km 420円 計:15020円
このような経路で発券してもらったんですが、筑豊線から鹿児島線に乗り継ぐ際の経由駅の記載がないため、赤字の部分は以下のような解釈もできてしまいます。
-(筑豊線)-原田-(鹿児島線)-久留米-(新幹線)-
端末のある駅では補充券を書く機会は滅多にないかと思いますので、こういう細かなことにはあまり意識がなかったのかもしれません。
貴重な体験をされて羨ましいです。こちら(宮崎県)には出補を比較的多用している簡易委託(特殊簡易委託というのでしょうか)駅があるのですが、契約上九州会社線完結分しか売ることができないみたいです。発行駅も印刷されている券なんですがね。
余談ですが、元号「昭和」の出補がまだ生きていたんですね。あと小倉~博多の特例が生じた際の出補様式改正で、「1片道、2往復」の様式は全て返戻、廃札となってると思ってました。
投稿情報: えびの2号 | 2014年11 月13日 (木曜日) 22時28分
九州の出補は九州内完結だけだったんですか。初めて知りました。
このきっぷを見た時、真っ先に「昭和」に目が行き、「すごい券が出てきたなぁ…」と感じました。「1片道、2往復」の様式というのはちょっと気づきませんでした。そう言われてみるとそうですね。
投稿情報: 今出川 | 2014年11 月15日 (土曜日) 17時13分
みなさん、こんにちは。
私は、この出補の裏側が気になります。
なにせ元号が「昭和」ですからね。
発着駅が大阪市内の場合の、「新加美駅を除く」の一言が印刷されていないはずです。
もうひとつ、お節介かもしれませんが、大阪→新大阪→小倉間は、新大阪駅で途中下車しない限り、大阪→西明石→小倉(微妙に距離が短い)で運賃計算できます。私の利用する駅(大和路線)では、特になにも言わなければ、このルートで発行してくれます。
投稿情報: comtrac | 2014年11 月16日 (日曜日) 13時58分
言葉足らずでした。今回例に上げた駅(門川駅)の委託契約先がJR九州鉄道営業でなくて門川町商工会なんですよ。だから契約内容に特殊性があるんだと思います。POSもないですしね。
通常の委託駅だと原則どおり他社関連も発売するはずです(あとは駅員の知識とやる気ですかね。笑)
投稿情報: えびの2号 | 2014年11 月16日 (日曜日) 15時02分
緑の会社だったら拒否するんでしょうね(笑)
昭和の元号が存在するとは驚きです。
MR12→MR32となり経路数が増えたみたいですが発行できなかったんですね。
白浜駅での滞在時間がどれくらいだったかは存じませんが、運賃計算は、売上集計用POSに入れて算出した可能性があります。
券の記入した色が青色ですがカーボン紙を挟んで発行したんでしょうか?
JR東日本エリアでは、カーボン紙を挟んで発行されたことが何度かありました。
えびの2号様>
JR九州の簡易委託駅では無数に発売範囲が存在します。
原則JR九州内だけですが、他社(全国)や新幹線小倉まで対応の駅も存在しています。
発行駅も発売駅だったり、管理駅だったりと一貫性がなく困ったものです。
補充券の発行駅印刷ですが、以前はいろんな駅で見かけましたが最近は存在しないと思います。
投稿情報: にちりん91号 | 2014年11 月16日 (日曜日) 23時01分