2枚きっぷ(乗車券)常備券
JR九州で発売している「2枚きっぷ」は特急料金を含まない乗車券のみのタイプのものが3区間だけ発売されています。
- 長崎~佐世保
- 西唐津・唐津~天神・博多・東比恵・箱崎宮前・六本松
- 西唐津・唐津~福岡空港・貝塚・福大前
いずれも特急列車が走っていない区間です。このうち長崎~佐世保間については「4枚きっぷ」もあります。下の福岡市営地下鉄にまたがる2区間の発売はJRのみで、福岡市営地下鉄での発売はありません。福岡市営地下鉄では自動券売機で企画きっぷも発売しているので、その気になれば発売できないことはないと思うんですが…。
このきっぷは「2枚きっぷ(乗車券)」の常備券です。地紋は青地紋です。今でもあるのかは把握していませんが、マルス券・POS券以外にこのような常備券がありました。
(虹ノ松原駅を発車する電車)
このきっぷは唐津駅発行となっていますが、実際には筑肥線・虹ノ松原駅で購入したものです。この当時の虹ノ松原駅は簡易委託で、老夫婦が細々と営む駅前商店できっぷを発売していました。日付印がなかったようで、発売日や有効日が手書きになっています。左下の鋏はイマイチ記憶があいまいですが、最初から入っていたような気がします。
虹ノ松原駅は駅前商店の閉店に伴って簡易委託を解除したようで、現在はきっぷの発売はなくなっています。
お久しぶりです。相当ご無沙汰してます。
最近、こうした常備券による企画券は滅多に見ませんね。
かつてJR四国には周遊きっぷの常備?券もありましたが、写真で見るとかさばりそうな大きさでした。
無人化やPOS駅での在庫管理の煩雑さを避けるためか、JR西日本でも岡山支社や広島支社からは青春18きっぷの常備券が消滅した様ですし、こうした形態の企画券は順次なくなっていくのでしょうか?と思いました。
余談ですが、以前あるがツイッターで写真付情報を載せていましたが、JR西日本でもMV50の設置が始まり、和歌山駅と海南駅にありますね。
写真で見ると、外観は従来同様緑色基調で、JR九州と同様にQRコード読み取り部が付いていました。略称は「MK」の様です。
投稿情報: 105系F11 | 2014年11 月 3日 (月曜日) 13時40分
お久しぶりです。
常備の企画券はJR九州の何箇所かとJR北海道とJR西日本のごく一部のような気がします。
JR西日本のMV50はツイッターで見ました。まだ和歌山地区だけのようですが、そろそろ初期のMV30の置き換えに入りそうですから今後広がっていきそうですね。
投稿情報: 今出川 | 2014年11 月15日 (土曜日) 17時01分