スーパー白鳥弘前延長運転
特急「スーパー白鳥」は平成14年12月に登場し、北海道連絡の特急列車として八戸~函館間で運転されました。平成22年12月に東北新幹線が新青森まで開通すると、本州側の始発駅も新青森に変更され現在に至っています。
その「スーパー白鳥」が稀に弘前始発で運転されることがあります。主に北海道側でイベントのある時で、弘前からの利便性確保のためです。
昨年12月14日は弘前始発で運転されました。この日は「はこだてクリスマスファンタジー」の期間中の土曜日でしたが、特段この日ピンポイントで何か開催されていたわけではないようでした。
この写真は弘前駅で発車を待つ「スーパー白鳥95号」です。付属編成も含んだ8両編成で、愛称幕はなぜか「臨時」でした。八戸発着時代末期は間合い運用で特急「つがる6号」としてJR北海道の789系が弘前駅に入線していましたが、今は定期運行の範囲では入線することはありません。
指定席は私が乗っていた4号車のみ弘前発車時点で満席に近い混み具合でしたが、なぜか他の指定席号車や自由席はガラガラでした。弘前発で発売できる号車を制限していたのかもしれません。車内で添乗員が仕切っていたので、乗客はパックツアーの客がほとんどだったようでした。結局、新青森駅と青森駅で乗客を満載して北海道に渡りました。弘前始発での運転の効果は限定的だったように見受けられました。
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