みどりの券売機プラス増設
今年1月から2月にかけてJR西日本の近畿統括本部(大阪・京都・神戸支社)管内のいくつかの駅で、みどりの窓口を閉鎖し、代替として「みどりの券売機プラス」を設置されました。
「みどりの券売機プラス」とは一言で言ってしまえばJR西日本版の「Kaeruくん」で、詳細な説明はリンク先を読んでください。平成22年1月の神戸線・甲南山手および須磨駅から設置が始まったもののあまり広がらず、一昨年4月の阪和線・津久野駅に設置されて以来止まっていました。
今年になって増設された駅の一つである湖西線・比叡山坂本駅は1月31日でみどりの窓口の営業を終了し、翌2月1日より「みどりの券売機プラス」が稼働しました。それまで比叡山坂本駅に「みどりの券売機」の設置はなく、窓口と近距離券売機のみでした。
比叡山坂本駅のMR32型の端末で発券した乗車券です。確か平成24年3月にMR12型から置き換えられていたので、2年も稼働しなかったことになります。
9年前に比叡山からの帰りにこの駅を利用しており、「青春18きっぷ」使用時の新幹線ワープ用のきっぷを購入していました。その当時から既にMR12型が稼働していたようです。
遠隔操作型端末の先駆けであったJR東日本の「Kaeruくん」は平成24年3月までに姿を消しています。本格稼働からわずか6年だったので、社内的には「失敗作」という扱いだったんだと思います。なので、JR西日本が「Kaeruくん」と同じような「みどりの券売機プラス」を2年も遅れて追加で設置したのには「なんでいまさら??」という感じはします。
ただ、今回「みどりの券売機プラス」を導入された駅はこれまで「みどりの券売機」の設置がなかった上に、営業時間が長くなったり日中の長い休憩時間がなくなったりしている駅がほとんどだったので、きっぷの買いやすさという点では改善されるのではないかと感じました。
私は関東在住なので「みどりの券売機プラス」を日常的に使用している人の声はあまり聞いたことがありません。個人的な使用感は「Kaeruくんよりはかなりマシ」という印象を持っていますが、実際のところどうなんでしょうか。
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