えちご春の夜空
◆種別:快速
◆区間:新宿~新潟
多客期に臨時列車として運転されている快速「ムーンライトえちご」ですが、今春はちょっと様子が異なりました。3月20日~31日は「ムーンライトえちご」だったんですが、4・5月の運転日はダイヤ・停車駅ともそのままで「えちご春の夜空号」として設定されました。
発表の仕方も少々妙でした。JR東日本本体や主体となって運転するであろう新潟支社では発表がなかったのに対し、通過する高崎支社のリリースでのみ発表がありました。(大宮・東京支社についてはHPすらありません)
(高崎駅)
列車名を変えたから車両に何か変化があるかと思ったんですが、「ムーンライトえちご」と同じ新潟車両センターの485系で、幕は正面・側面とも「臨時」という字幕でした。レディースカーの設定もありました。何も変わっていません。正直なところ、何のために「ムーンライトえちご」ではなく「えちご春の夜空」と名前を変えたのかわかりませんでした。
私はちょうど「SLばんえつ物語」号のリニューアル初日の新潟へのアプローチとして乗ってきました。見てのとおり「えきねっと」にも対応していました。混み具合も普通に混んでいました。
列車名を「春の夜空」としていたので、夏の運転時には「夏の夜空」にでもするのかと考えていました。しかし、先日発表された夏の臨時列車の中に新宿~新潟間の夜行列車の設定自体がありませんでした。私は追加で設定されるんじゃないかと楽観的に捉えていたんですが、どうやら本当に運転されないそうです。
今夏は「新潟ディスティネーションキャンペーン」で臨時列車が多数運転されているのと、485系の廃車も思いのほかハイペースで進んでいます。なので、今夏については乗務員や車両のやり繰りの関係で「ムーンライトえちご」の優先度は下げられたのかなぁ…という感じはします。年に1~2回しか利用していませんが、もし廃止ということであれば残念です。
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