江差線つれづれ2
昨年4月より江差線の一部区間について、大型軟券の乗車券が発売されています。JR北海道の大型軟券の乗車券は以下のような写真のもので、道内各地の駅で発売されていましたが、総販券の前出しの増加や無人化が進み今では数えるほどしか発売していません。このような駅名式以外に金額式のものもあります。
この画像の函館線・江部乙駅も簡易委託を経て平成15年3月末で無人化されています。江差線で今のところ発売しているのは以下の3箇所4種類です。
◆五稜郭駅
五稜郭→江差 1600円
◆木古内駅
木古内→江差 900円
◆江差駅
江差→木古内・札苅 900円
江差→五稜郭 1600円
これらの駅はずっと直営駅であるため、こういった大型軟券の乗車券が発売されるのはおそらく初めてではないかと思われます。まぁ直営駅でも大型軟券を売っている駅が今でもなくはないんですが…。
これは木古内駅で購入したものです。通常発売されている大型軟券と変わらないものですが、木古内駅で発売することに価値があるんだと思います。下手に記念券っぽくないのに好感が持てます。発駅のところに○ムの印刷の有無は簡易委託駅であった江部乙駅と直営駅である木古内駅との営業形態の違いです。
私は4種類のうち900円の2種類は購入していて、1600円の2種類が揃えばコンプリートでした。4月の消費税増税に伴う値上げで、券面の金額が変わりますから、以降のこの券の扱いがどうなるか気になっているところです。
ちなみに4月から「さようなら江差線乗車券セット」として、このような大型軟券に加えて常備の往復券をセットにした乗車券に台紙を付けて発売するそうです。JR北海道最後のひと稼ぎといったところでしょうか?
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