品川止まりサンライズ
4月21日に東海道線・新橋駅の改良工事に伴い、始発から18:30頃までの東海道線・東京~品川間が全面運休となりました。不通の間、東海道線の列車は品川発着に変更されました。また、不通時間帯に到着する20日発の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」号は品川行に変更となりました。
上り「サンライズ」は東京到着が大幅に遅れて、首都圏通勤ラッシュの時間に差し掛かりそうになると品川止まりに変更されることはあります。ただ、今回のように予め品川止まりで設定されるというのはあまり例がありません。
その品川止まりの「サンライズ瀬戸」の指定券です。私は京セラドーム(大阪ドーム)で野球の試合を見た帰りに利用しました。このきっぷの発売箇所である大阪環状線・大正駅は京セラドームの最寄駅です。まぁ大阪に泊まってもよかったんですが、せっかく珍しい出来事に遭遇(?)したので品川止まりの「サンライズ」で帰ることにしました。普段、宿泊にはあまりお金をかけないので費用的には「サンライズ」で帰る方が高くついてるんですが…。
また、「みどりの券売機」で「サンライズ瀬戸」の乗車券を買おうとしたんですが、着駅の候補から東京が非表示で、代わりに品川が表示されていました(画像をクリックすると拡大します)。一晩のイレギュラー対応のために対応させていたのには感心しました。
(阪神なんば線・西九条)
試合観戦後は遅ればせながら阪神なんば線の乗り初めを兼ねてドーム前駅から三宮へ移動しました。阪神線内を近鉄の車両が走っていたのにはどうも妙な感じでした。JR三ノ宮駅にはカメラを持った人が数人ウロウロしていました。
三ノ宮駅の電光掲示は品川行を示していました。それだけなら別にどうってことないんですが、何と自動放送まで対応していて、自動放送が工事のため品川止まりになる旨まで伝えていたのは完全に想像を超えていました。
たぶんこんなに夜遅くに三ノ宮駅に来ていた人は列車ではなく、「サンライズ瀬戸(出雲) 品川」というこの方向幕を撮りたかったんじゃないかと思います。
乗車時間は7時間しなかったので、大阪駅を発車してからすぐに眠りました。そして目が覚めたら横浜駅に停車中で、いつも見慣れた風景になっていました。
(品川駅8番線到着)
品川駅には普段使用されていない8番線に定刻で到着しました。朝早いのに到着を待っていたヲタがたくさんいたのにも驚きました。本当にご苦労様です。
なお、来たる11月23日始発から翌24日10時過ぎにかけて、品川駅構内の線路切り替えに伴って東海道線・東京~横浜間が運休になります。工事の間は「サンライズ」到着後の車両整備を行う旧:田町車両センターにも入線できないため、東京発23・24日と高松・出雲市発22・23日の「サンライズ瀬戸・出雲」は横浜打ち切りではなく運休となります。
鉄ヲタ的には新宿か大宮発着に変更して、東大宮→尾久のルートで車両を回送して尾久で整備したらどうかと妄想しました。まぁそんなことしようものなら大宮駅で鉄ヲタバトルが勃発して大混乱しそうですが…。まじめな話、もう少しやりようを考えてJR都合の運休は回避すべきだと思いますが、サンライズは専用車両ですからいきなり普段と違う区所が整備を担当するのは厳しいのかもしれません。14系だったらできたんでしょうけど。
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