大曲花火臨
(大曲花火大会)
8月下旬に秋田県大仙市(旧:大曲市)で全国的にも有名な「全国花火競技大会」(通称:大曲花火大会)が開催されます。大曲市域の人口は4万人弱で、そこに80万人近い観光客が押し寄せます。さほど大きくない街なので、広範囲かつ早い時間から交通規制がかかって大渋滞するため、田沢湖線や秋田新幹線も増発し盛岡方面からのアクセスを助けます。
秋田新幹線「こまち」は定期列車にはない盛岡発着のものも設定されます。この「こまち368号」も大曲始発盛岡行の列車でした。盛岡止まりの列車でも通路には立っている人が多くいました。人がとにかく多いため自動改札機の使用は停止しており、きっぷに穴が開いていません。
指定は「えきねっと」の事前予約でも取れませんでしたが、2~3日前に運良く取れたものです。1往復設定される仙台発着の臨時列車以外は小まめに見ていればちらほら空席が出ます。仙台発着の列車だけはまったく出ませんでした。
(長蛇の列)
この時は結婚前の嫁を連れて大曲に行きました。話には聞いていましたが想像以上にすごい人出でした。帰りの列車には長蛇の列ができていましたが、指定席を押さえている客には優先的に案内されるので、何としてでも指定席を押さえることをオススメします。
(こまち368号:盛岡駅在来線ホーム)
なお、盛岡発着の列車は新幹線ホームではなく、地上の在来線(田沢湖線)ホームから発着します。そのため、新幹線車両が在来線ホームから発着するという珍しい光景が見られます。今年増発される臨時「こまち」には8本中6本にE6系が投入されるようです。E3系は既に廃車が始まっていて置き換えペースは早そうですので、盛岡駅在来線ホームから発着するE3系が見られるのは今夏で最後かもしれません。
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