宮島フェリー連絡券
(宮島口桟橋)
広島県の宮島口~宮島間を結ぶ宮島航路は明治期に地元資本の航路として運航されました。その後、山陽鉄道に買収され、その山陽鉄道が国有化され国鉄航路となりました。その後、国鉄分割民営化を経てJR西日本に継承され、最後の鉄道連絡船として運航されています。宮島駅は鉄道の駅と同等の扱いだったため、全国から宮島発着の乗車券が発売できました。
平成21年にJR西日本は100%子会社の「JR西日本宮島フェリー」を設立し、宮島航路を事業譲渡しました。それによりJRとは別会社扱いとなり、宮島発着の乗車券は連絡乗車券扱いになりました。
JR→宮島フェリーの連絡券です。経由に「宮島口」とあるぐらいで、特に目新しい感じはしません。広島近辺では券売機にも設定がありますが、あえて窓口で購入しました。
逆に宮島フェリー→JRへの連絡券です。JR-W地紋の磁気券で、「JR西日本宮島フェリー」という社名が分かるものは何もありません。宮島桟橋の窓口にはJR西日本直営時代からのPOS端末がありますが、鉄道連絡券は購入できなくなっており、通常手段であればこういった自動券売機のきっぷしかありません。宮島口からのJR単独券の購入もできなそうなので、何のためのPOS端末かわかりません。
手持ちのコレクションを探していたら、JR西日本直営時代のきっぷもあったので、後日まとめて紹介します。
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