復興いわきフラガール号
◆種別:特急
◆区間:上野~いわき
3月のダイヤ改正で常磐線・上野~いわき間の新型特急車両としてE657系が投入されました。それまで特急「フレッシュひたち」に使用されていたE653系は新たに設定するいわき~仙台間特急列車に転用し、651系は常磐線から撤退する予定でしたが、昨年3月の東日本大震災と福島第一原発の事故の影響で常磐線の一部区間が運休になっているため、E657系の投入だけが当初予定より半年遅れで実施されました。
(上野駅発車サイン)
そのE657系が定期運転に先立って、3月3日に上野~いわき間で全車指定の特急「復興いわきフラガール」号として運転されました。まぁその名のとおり震災復興に取り組むいわき市への誘客のための列車でした。プレスリリースには【湯本駅・いわき駅では、下り「復興いわきフラガール号」到着時にスパリゾートハワイアンズのフラガールがお客さまをお出迎えし、「レイ(首飾り)」をプレゼントいたします】ともありました。鉄ヲタがレイをかけられている光景を想像してちょっと笑ってしまいました。
最近のJR東日本の車両のデザインはちょっとなぁ…と思っていましたが、この車両についてはそんなに悪くないと思います。内装は特急「成田エクスプレス」に投入されたE259系によく似ていました。コンセントや無線LAN(WiMAX)が使えることやビジネス利用を意識してノートパソコンが置ける大きめのテーブルが設置されているのもE259系に似ていると感じました。やっぱり高速バスとの競争が念頭にあるんだと思います。
運転初日だけあって指定は取れないだろうと思っていましたが、前日夜に空席照会をしてみたところ上野~水戸間については○となっていたので予定を変えて乗ってきました。勝田~泉間で乗車記念のトレーディングカードが配布されたので、その区間を含む場合は取れなかったのかもしれませんが、鉄ヲタの中にも福島第一原発からダダ漏れの「アレ」の心配をした人が少なからずいたのかもしれません。往路の乗車率は6割程度でした。
常磐線特急列車の指定席は指定通りの座席に座っている場合、車内改札を省略していますが、この列車については上野駅発車後ほどなくして車掌が回ってきました。しかも、特急券とともに乗車券も確認し、Suicaの入場記録までチェックする気合の入れようでした。そうしたところ、私の周囲ではSuicaでの逆戻り利用や「青春18きっぷ」での乗車など次々と摘発され運賃を払わされていました。いわき運輸区の車掌はいい仕事をしていました。
写真は常磐線・水戸駅で撮影したものです。
この列車は特急ホームからの発車ではなかったということでしょうか?。上野駅は地平の特急ホームからの発車だったら、そういう乗客はチェックできるから、そういうのはある程度スクリーニングできるかとおもっていたので、意外です。でもグッジョブですね。
投稿情報: 根津千駄木 | 2012年5 月16日 (水曜日) 14時43分
この列車は地平の15番ホームから発車しました。特急ホームから発車していたらSuicaはともかく18きっぷは見抜けていたでしょうね。
でも、これ列車で水戸駅に到着後すぐに逆方向の上野行に乗り換えた客も何人かいたので、Suicaでの疑わしい乗車は摘発された以外にもいたように思います。
投稿情報: 今出川 | 2012年5 月17日 (木曜日) 00時30分