「僕達急行」公開記念乗車券
3月から「僕達急行 A列車で行こう」という映画が公開されています。鉄道好きの主人公2人が恋に仕事に奮闘する姿をコミカルに描いた作品です。昨年12月にこの映画の監督の森田芳光氏が急逝し、結果的に遺作となった作品でもあります。
この映画の中で主人公が一時的に福岡に転勤するという設定があるため、JR九州の列車がよく登場します。撮影にはJR九州が何らかの協力をしたと思われます。そこで、JR九州では映画のタイアップとして博多駅と熊本駅で映画鑑賞券付きの記念乗車券が発売されました。博多駅は540円、熊本駅は720円の乗車券に1300円の映画鑑賞券を加算した額が発売額です。また、博多駅分については通信販売でも発売されました。
(B型硬券)
これが乗車券部分です。記念乗車券なのになぜか○企の付いた不思議な様式の乗車券です。ちゃんとJR-Kの地紋が入っています。これだけ細々と印刷するなら、A型硬券でもよかったように思います。
付属の台紙は見開きA4サイズでこんな感じでした。内面左側のポケットに映画鑑賞券(使用済)が、右側に乗車券が入っています。クリックすると拡大します。
この乗車券はチケッターが押されているとおり、熊本駅から実際に使用しました。映画鑑賞券も使わないのはもったいないので、休みの日に嫁と近所のシネコンへ観に行ってきました。私にとってシネコンに行くの自体が初めてで、映画館で映画を観るのも20年ぶりでした。
鉄ヲタとしては「なんかわかる~」と思うシーンが多々あり、それなりに楽しめました。何となく今後に含みのある終わり方だったので、森田監督は続編を作ろうという意図があったのかもしれません。でも、人気俳優が鉄ヲタを演じても爽やか過ぎてちょっと無理がある感じはしました。もちろん、リアリティばかりを追及する必要もありませんが…。
映画の中で特急「ゆふDX」に乗るシーンがあったので、撮影をしていたのは遅くとも2010年と推測されますが、映画のタイトルにもなっている特急「A列車で行こう」号がデビューしたのは昨年秋です。三角線に乗るシーンも確かなかったので、タイトルになぜ「A列車」が入ったのか少々謎です。これについては嫁も同意見でした。
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