九州のB自由席グリーン券
自由席グリーン車が連結されている列車はほとんどがJR東日本の首都圏に集中しています。現在、首都圏以外で開放扱いにせずグリーン料金を徴収しているところだと、以下が挙げられます。
- 松本~長野間で運転される快速列車1往復
- 東海道線・熱海~沼津間
JR東海側は首都圏との一体運用ですが、かつては東海道線・島田駅までJR東日本の車両を使用したグリーン車連結列車があったり、津軽線(青森~蟹田間)にも特急列車の間合い運用でグリーン車が設定されていた列車がありました。最近では首都圏以外では縮小傾向にあると言えます。
このきっぷは日豊線で運転されていた快速「さわやかライナー」のBグリーン券です。JR九州のBグリーン料金は50Kmまでが500円で、51Km以上は700円で平日・ホリデーの区別はありません。それでもJR東日本のホリデー料金より少し安くなっています。ちなみに延岡駅の係員はBグリーン券を発券したのが初めてだったそうで、わざわざグリーン料金を払って乗るような物好きな客は今までいなかったようです。
今春のダイヤ改正で「さわやかライナー」が特急化されてしまったので、JR九州内のBグリーン券の設定がなくなりました。宮崎~宮崎空港間は特急料金なしで特急列車に乗車できますが、種別はあくまで特急列車なのでこの区間のグリーン券は自由席と言えどAグリーン券になると思われます。
現在九州内のBグリーン車自由席は1006M有明6号の博多→吉塚間が存在します。
3月ダイヤ改正後試しに乗車してみましたがグリーン車は見事に貸し切りでした。現在は時刻表に「グリーン券は車内で発売」と注記がありますので事前購入は難しいものと思われます。
投稿情報: マルス2号 | 2011年10 月 7日 (金曜日) 18時12分