二重の割引
何の変哲もない料金補充券(料補)の特急券なんですが、京都駅発行です。マルス端末が設置されている駅ではヲタがいくら粘着したところで、正規の発売要件を満たしてなければ料補を書いてくれることはまずありません。京都駅でこの特急券がわざわざ料補で発券された意味を考えてみました。
しばらく自分で考えてみましたが、この特急券のどこが料補の発売要件を満たしたのかどうしてもわかりませんでした。しかし、とある掲示板を見て謎が解けました。
この特急券は新幹線との乗継割引とジパング割引が適用されているのがわかります。普通は割引の重複適用はできないんですが、
特急料金…乗継割引(半額)
グリーン料金…ジパング割引(3割)
とそれぞれの料金に異なった割引を適用させています。「再掲」のところにその内訳料金(特急料金:470円、グリーン料金:860円)が記入されています。
そんなことができることを初めて知るとともに驚きました。この当時はこの条件ではマルス端末から発券できなかったようで、料補の登場となったようでした。何年前かのソフトウェアのバージョンアップでマルス端末からの発券ができるようになったらしいですが、あいにくその手持ちはないので裏付けは取れていません。
特急料金⇒乗継割引、グリーン料金⇒ジパング割引のマルス発券については、平成16年7月から可能となっています。
投稿情報: OSAKA CITY | 2011年9 月 1日 (木曜日) 01時38分
ぁぁ、なんか昔は面倒だったと聴きますね。
機械発券が可能になるのは間違いも減って良い事ですが、
同時に補充の知識が薄くなっていくのが恐い所でも有ったりします。
投稿情報: 三階 | 2011年9 月 2日 (金曜日) 07時27分
>OSAKA CITYさん
フォローありがとうございます。一介のヲタの立場だと対応時期まではわかりませんでした。
>三階さん
会社によっては新人に対して補充券の書き方を教えない会社があると聞いたことがあります。機械操作のマニュアルばかりが重視されて、基本的な知識がおろそかになるのはどの業界でもマズいですね。
投稿情報: 今出川 | 2011年9 月 8日 (木曜日) 00時33分