ひかり早特きっぷ(グリーン車用)
出発日の1ヶ月前~1週間前までに首都圏と名古屋~相生間の「ひかり」の普通車指定席を購入すると割引になる「ひかり早特きっぷ」が発売されていますが、東京~新大阪間だけ普通車用とグリーン車用の設定があります。
(乗車券部分)
(特急券部分)
これが私が使ってきたグリーン車用の現物です。乗車券部分に「急3700、G4050」という印字があり、14500円のうち3700円が特急料金相当で、4050円がグリーン料金相当ということになります。仮にこの列車が2時間以上遅延した場合は3700円が払い戻されるということでしょう。
特急券は金額が***なので指のみ券に見えますが、券名は「新幹線特急券・グリーン券」となっています。指のみ券であれば「新幹線指定券(グリーン)」となるはずです。そして特急料金・グリーン料金の内訳が両方とも0となっている一見不思議な券で、趣味的に面白いです。
【ひとこと】
発売額は14500円で、普通車用との差額は2500円です。東京~新大阪間の「ひかり」普通車指定席の正規料金が13750円(通常期)ですから、定価に750円加算することによってグリーン車に乗れてしまいます。また、「のぞみ」指定席との比較ではその差が450円に縮まります。「のぞみ」との所要時間差は概ね30分ですから、いち早く予定が決まっていて、さほど急を要さない旅であれば有力な選択肢になると思います。
ただし、乗り遅れ時は後続列車の「ひかり」「こだま」の自由席に限定され、「のぞみ」の自由席は利用できません。私は乗り遅れないように、定時退社しダッシュで品川駅へ向かいました。指定は東京駅からになっていますが、品川駅からの利用でも問題はないようです。
使い勝手…★★★☆☆
お得感…★★★★☆
当日発売…なし(7日前まで)
小児用…なし
【補足:2015/7/7】
「ひかり早特きっぷ」は平成25年10月末で発売終了しましたので、カテゴリーを追加しています。
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