スーパーおき
◆種別:特急
◆運転区間:新山口~米子・鳥取(1日3往復)
特急「スーパーおき」は平成13年にキハ181系で運転されていた特急「おき」をキハ187系に置き換えることで登場した列車です。名前の由来は島根県の沖の日本海に浮かぶ隠岐島から取ったものです。「おき」は昭和50年の山陽新幹線博多開業に伴って小郡(現:新山口)~米子・鳥取間で山口線経由で運転を開始しました。下関発着の設定があった時期がありましたが、概ね現在の区間で運転されています。鳥取発着は本州で一番運転距離の長い気動車特急になります。
<おき1号・平成元年7月>
米子(6:13)
→出雲市(7:13)/浜田(8:38)/益田(9:22)/小郡(11:01)
<スーパーおき1号・平成21年9月>
米子(5:52)
→出雲市(6:42)/浜田(8:05)/益田(8:38)/新山口(10:13)
号数は山陰線の上り下りを基準としており、新山口方面が奇数号で米子・鳥取方面が偶数号になります。
この間、山陰線は高速化工事が進められたため新車投入の効果(3時間09分→2時間46分)が出ていますが、山口線の所要時間はほとんど変わっていません。さらなる高速化を目指すのであれば山口線の高速化が必要かと思いますが、勾配がきついためなかなか難しいのかもしれません。
今まで自由席と指定席を交えて2~3回乗っていますが、編成が普通車のみの2~3両なのでいつも混み合っている印象があります。高速道路の整備がさほど進んでいないので、もう少し本数を増やしてもソコソコ集客を見込める気がするんですが…。
写真は新山口駅で撮影したものです。
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