富士登山高嶺号
◆種別:快速
◆区間:新宿→河口湖→立川
7月4・11日に快速「富士登山高嶺」号が運転されました。下りは新宿~河口湖間で、上りは河口湖~立川間とちょっと変則的でした。これは単に車両のやりくりの問題だと思います。
富士山の夏山登山は7月1日から解禁されており、河口湖側から登頂を目指す人を運ぶ列車なんだろうなぁ…と思いました。下りの発車時刻が(新宿16:02発)がやけに遅い感じがしましたが、これは夜のうちにバスで五合目まで向かい、徹夜で登頂し御来光を拝むというプランがあるので、それを考慮したのかと推測しました。
車両はJR東日本大宮車両センター所属の189系で、シール貼りヘッドマークも用意されていました。自由席が2両で指定席が4両でした。私は途中の中央線・八王子駅から乗りました。おそらくこの列車を利用するパックツアーが組まれていて、大荷物を持った爺婆登山客で一杯なんだろうなぁ…と思っていました。
しかし…。混んでいたのは自由席の2両だけで、多くが八王子駅で降りました。指定席は1両に数人ずつしかいないほどの閑散ぶりで、しかもほぼ全員ヲタで今から登山に行くような客は見た感じ皆無でした。何のために運転されたのかよくわからない状態でした。
もっとも、後で調べたところによるとこの列車は登山客向けの臨時列車ではなく、中央線と富士急線の直通運転開始75周年を記念して運転されたヲタ列車でした。しかも富士急線内では記念乗車証も配布されたらしいです。私はそんなことも露知らず大月駅で降りて、吉田うどんだけ食べて早々に退散しました。列車名からはちっともそんなこと推測できませんでしたが…。
写真は中央線・大月駅で撮影したものです。
私は4日に乗車しましたがやはり登山客は皆無でした。その日は久留里線旧塗色お披露目運転の臨時列車から流れたヲタを何人も見ました。そしてヲタの多くは下りの大月で下車しました。大月で団臨の201系四季彩やポートトレイン横濱号を撮影(中には山梨市まで乗車し普通列車で大月に戻ってきた人も何人かいた!)し上りの富士山麓高嶺号に大月から乗車し帰宅するという私と同一行程の人も複数いました(笑)
投稿情報: マルス2号 | 2009年7 月27日 (月曜日) 00時25分
4日も同じような客層でしたか…。4日の関東近辺はネタが盛りだくさんだったので適度に分散するようにも思えたんですが、この列車は往路が夕方発だったのでハシゴもできたようですね。
投稿情報: 今出川@茨木 | 2009年7 月27日 (月曜日) 05時57分