途中下車不可?
普通の乗車券です。歯医者に行った帰りにぶらっと立ち寄って購入しました。経由表記は「中央東・東北・高崎線」となっていて、信越線は盲腸線ゆえ略されてしまっています。
阿佐ヶ谷-(中央東線)-御茶ノ水-(総武線)-秋葉原-(山手線)-上野-(東北線)-大宮-(高崎線)-高崎-(信越線)-横川
わかりやすく書くとこんな感じになりますが、「東京付近の特定区間を通過する場合の特例」という運賃計算の特例があって、山手線とその周辺は乗車経路に関わらず最短距離で計算をします。そのため赤字の部分は以下のようになります。
阿佐ヶ谷-(中央東線)-新宿-(山手線)-池袋-(赤羽線)-赤羽-(東北線)-大宮-(高崎線)-高崎-(信越線)-横川
時刻表にもちゃんと記載されています。この場合には特例適用によって運賃が安くなります。
券面経路:148.3Km→2470円
特例適用:138.8Km→2210円
余談ですが帰りに中央線・四ツ谷駅で途中下車しようとしたところ、自動改札のディスプレイに「経路外」と表示され、扉が閉まりました。四ツ谷経由は運賃計算上の経路ではありませんが、券面通り乗ったのに納得いきませんでした。有人改札の係員に申し出て途中下車することができましたが…。なお、3月14日より東京近郊区間が横川まで拡大されるので、以後このきっぷの場合は途中下車不可になります。
電車大環状線通過の場合、券面の経路表示は規則どおり省略されますが、磁気情報には運賃計算用の最短経路がエンコードされますので、四ツ谷駅は自動改札の判定上「経路外」となってしまいます。少し考えただけですが、この区間の途中下車を動的に記録し判定するロジックは相当に大変そうで、自動改札に実装するのは面倒だということかもしれません。
投稿情報: よねざわいずみ | 2009年2 月16日 (月曜日) 03時50分
私も千葉方面から東北方面へ向かう乗車券で、券面経路は「総武・東京・新幹線…」でしたが、東京駅の在来線自動改札は乗り越し判定されました。でも新幹線の改札はいたって普通に通れる謎。
疑問に思い後日"JR東"に問合せたところ、先のコメントの通り、きっぷの磁気情報は運賃計算の経路のため、(私のきっぷでは機械上秋葉原から乗り越しとなってしまうので)自動改札ではなく係員のいる改札をご利用くださいとの回答でした。また、新幹線の自動改札は、特定区間内の駅は東京・上野の2駅だけのため、磁気情報上経路外でも特定区間と判断して通れる方式を採っており、「お客様にご迷惑はかからないようになっている」とのことです。
この件について、途中下車できる旨掲示する等旅客案内をきちんとして欲しいという意見は黙殺されたままですが、このような回答をいただいています。
投稿情報: 雨どい | 2009年2 月16日 (月曜日) 20時31分
これ以外にもたとえば自動改札を導入していない駅から乗車したときにも普通にはじかれる
キセル対策も大事だと思うけどもう少しフレキシブルにしてほしいね
投稿情報: いずみ | 2009年2 月16日 (月曜日) 20時47分