お座敷うつくしま浜街道号
◆種別:快速
◆区間:上野~いわき
(上野駅の天井からぶら下がる広告)
昨年12月から今年3月まで「うつくしま浜街道キャンペーン」が開催されています。冬の福島県の浜通り地方(太平洋沿い)で水揚げされるアンコウ、ズワイガニ、ヒラメを堪能する味覚の旅です。これに関連してこの冬も常磐線でいくつか臨時列車が運転されます。キャンペーンの開催を告げる第一弾として、期間中最初の土曜日である昨年12月6日に上野~いわき間で快速「お座敷うつくしま浜街道」号が運転されました。
車両は交直流区間を走る「お座敷」電車ということでJR東日本勝田車両センター所属の「リゾートエクスプレスゆう」でした。これは12月中旬以降上野~相馬間で運転されている快速「お座敷冬の味覚」号と同じです。
私は当地の市職員の友人と久しぶりに会い、およそ観光客が近寄らなそうな住宅街にあるあんこう鍋の店に連れて行ってもらいました。帰りは湯本駅まで車で送ってもらい、列車の発車まで駅待合室でしゃべっていました。
私が乗車した上り列車(上野行)の乗客はほとんどがパックツアー客で、土産を持たされたのかみな揃いも揃って海産物(?)の入った発泡スチロールのケースをぶら下げていたのが笑えました。改札口付近では法被を着たいわき市観光物産課の人が帰る観光客の見送りをしていました。
私:「土曜日なのに観光物産課の人はお仕事なんて大変だねぇ…」
友:「あ゛」
私:「どうした?」
友:「知ってる人がいる_| ̄|○」
乗車率は6~7割程度で始発のいわき駅よりも途中の湯本駅からの乗車が多かったです。湯本駅を発車してからは減る一方でした。ヲタはあまりいませんでしたが、取手か柏あたりか指定券を持ってなさそうなヲタが混入してきて、ガラガラになったお座敷でバカ騒ぎしていたのが非常に不快でした。お座敷電車での車内改札は車両間の移動にいちいち靴を脱がなければいけないので多少面倒かもしれませんが、こちらはきちんとグリーン料金を払っているのですから実施は徹底して欲しいものです。
きっぷを見ると左上に(企)950の表記があり、金額の下に注意書きがあるのがわかるかと思います。このきっぷは「レール&レンタカー」で購入したものです。行程上の乗車券が2割引、料金が1割引になり、普通列車用(B)グリーン料金も割引が適用されて1割引になります。
購入時に人数と行程を確定させてレンタカー券を含めて一括で購入する必要があります。何かと発券に時間がかかることが多いんですが、「びゅうプラザ新橋」のおねえさんは10分弱で間違わず一発で発券してくれました。お見事でした。
列車の写真は上野駅で撮影したものです。
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