都区内・りんかいフリーきっぷ
(ゆき)
(かえり)
東京駅から51Kmを超える区間と東京都区内との往復きっぷです。国鉄時代から発売されていた「東京自由きっぷ」をリニューアルし、この「都区内・りんかいフリーきっぷ」と衣替えしました。以前紹介した「都区内フリーきっぷ」との違いはその名の通りフリーエリアにりんかい線+東京モノレールが含まれているかどうかと、有効期間が当日限りか2日間になるかどうかの違いです。
【フリー区間】
- JR線…東京都区内全線
- 東京モノレール…浜松町~天王洲アイル
- りんかい線…大崎~新木場(全線)
見てのとおり東京モノレールは天王洲アイルまでしか乗れず、何とも中途半端です。大井競馬場にすら行けません。
【ひとこと】
「東京自由きっぷ」からのリニューアルに伴ってりんかい線と東京モノレールがフリーエリアに加わり、JR線も東京都区内全域に有効となりました。その反面、若干値上げされ、経路上での途中下車ができなくなりました。リニューアル直後に大宮駅で途中下車しようとしたおばちゃんが駅員とバトルになっていたのを見かけました。
また、特急券を買い足せば東海道新幹線の利用もできましたが、これもできなくなりました。フリーエリアのわずかな拡大と引き換えに国鉄時代から持ち合わせていた「東京自由きっぷ」の良さがなくなってしまった感があります
使い勝手…★★☆☆☆
お得感…★★☆☆☆
当日発売…あり
小児用…あり
【補足:15/6/21】
「都区内・りんかいフリーきっぷ」は平成25年3月末で発売終了しましたので、カテゴリーを追加しています。
途中下車しようとしたオバチャンがいたとはなかなか切符に詳しい人ですね。
末期になればなるほど、当該切符の経路上で途中下車はできないとのたまう駅員が多くなりました。
私も駅員を試す目的で中央線で途中下車を繰り返したことありますが、どこの駅員も一言目は「途中下車できませんよ」というほどで、私が質しても理解して改札を通すというより、面倒くさい客だから通しちゃえという感じでした。
投稿情報: ふりこ | 2008年7 月30日 (水曜日) 00時49分
途中下車絡みということで。
都区内フリーきっぷでもひと昔前までは途中下車できました。
まだ券片が1枚だった平成の始め頃までのことです。
券面に「太線(フリー区間)内と発駅との往復が乗り降り自由です」というような記載と「(発駅)⇔フリー区間」の表示がありました。
なので発駅から乗車しフリー区間手前で途中下車、発駅に戻って再び乗車したこともあります。
改札で止められたこともありません。
たしか駅自作のポスターか何かに「定期券のように使える」というコピーがあったような、、、記憶が定かではありません。
当時のきっぷはまだ自宅にあります。
投稿情報: ららら | 2008年7 月30日 (水曜日) 19時28分
>ふりこさん
「駅員を試す」というスタンスには違和感があります。
おばちゃんはひたすら「前までできたのになぜできないんだ」という主張だったので、さほど明るくなさそうに見えました。宇都宮線の某駅発のものだったので、都内で用を済ませた帰りに大宮にも寄ろうとしたんだと思います。
>らららさん
その券は知りませんでした。平成初期で1枚というとピンクの常備券でしょうか?
フリーエリアとともに往復乗り降り自由だと、フリーエリアの拡大版とも解釈できますね。
投稿情報: 今出川 | 2008年7 月30日 (水曜日) 23時24分
常備券ではなくマルス券です。
現在のように「行き」と「帰り」が別々ではなく、発駅に帰るまで1枚になっていました。
発駅を含めてフリーだったのできっぷが手元に残っていたと思います。
ちなみに地紋が緑で、都内もあまり自動改札が普及していなかったせいか横長の券でした。(クレジット売上票の大きさ)
スキャンデータでもご提供できればと思います。
投稿情報: ららら | 2008年7 月31日 (木曜日) 12時48分
何となくわかりました。
裏が白だったらマルス券ではなく印発券だと思います。
投稿情報: 今出川 | 2008年8 月 1日 (金曜日) 22時50分