うずしお号自由席特急券
JR四国徳島車掌区で発売した自由席特急券です。乗務員(車掌)が発売していることからわかるように車内精算用で、徳島駅から100Km区間までの自由席特急券です。ここで面白いのは「うずしお号」とわざわざ列車名が印刷されていることです。車内で発売=「うずしお号」に乗っていたのは自明なので、わざわざ印刷しないでもいいような感じはしますが、趣味的には素敵です。
私の手持ちではJR以降も車内精算用の軟券の特急券で列車名があらかじめ印刷されたものが何枚かありますが、駅で発売されたものは確認できませんでした。大昔には駅で発売された硬券の自由席特急券にも列車名が入っていたものがあったようですが…。今では車内精算用のきっぷは機械化されており、こういったものの発売はありません。
乗車月日が11月21日になっており、何年かは一見わかりません。でも、消費税が上乗せされていないことから平成元年4月以前で、乗車駅に岡山があることから瀬戸大橋線が開通した昭和63年4月以降であると絞られます。そうなると昭和63年11月のものと確定できます。今から20年前のきっぷです。
>列車名があらかじめ印刷されたものが何枚かありますが、駅で発売されたものは確認できませんでした。
現在も発売があるのかは分かりませんが、何年か前に松本駅の精算窓口で「しなの号自由席特急券」と題した準常備軟券が存在しておりました。残念ながら私の手元に現券はありません。
投稿情報: IBO | 2008年7 月20日 (日曜日) 06時27分
そう言われてみると見たことあるような気がします。
私の手持ちでないか改めて探してみたところ、松本駅ではなく長野駅のものがありました。
投稿情報: 今出川 | 2008年7 月20日 (日曜日) 11時28分