Kaeruくんリターンズ19
この企画もついに20本目になりました。「Kaeruくん」は昨年3月に導入されたのが最後で一向に増える気配がありません。JR東日本として将来的にこの端末を管内全域に展開したいのか、失敗作と認めてこれ以上増備しないのか方向性がよくわからないところです。
(巖根駅のKaeruくん)
それはさておき…。「Kaeruくん」で不良在庫になりそうだった「房総料金回数券」で指定を取ってみました。「指定席券売機」は指定券交付済みであることを印字する機能がありますが、「Kaeruくん」ではまだ未確認だったからです。今回は内房線・巖根駅です。
予め申込書に必要事項を記入し、きっぷと一緒に読み取り台に置いて「開始」ボタンを押しました。
オぺ:「お待たせしました。担当○○です。5月17日の『しおさい5号』ですね?」
私:「…はい」
オ:「お作りしますので少々お待ち下さい」
申込書を書いたのでいつになく矢継ぎ早です。前回もでしたがオペレーターが名乗るようになったようです。
オ:「金額の入っていない指定券をお出ししますので、元の回数券と一緒にご使用下さい」
私:「わかりました」
どうやら回数券を挿入して印字という操作は行わないようです。機能的にできないのか、敢えてやらないのかはわからずじまいでした。
オ:「あと、申込書は右の投入口に入れていただけますか?」
言われたとおり入れます。どうやらオペレーターの方で申込書をちゃんと入れたかどうか確認できるような仕掛けがあるようです。申込書なんてある意味どうでもいい紙切れですが、「Kaeruくん」では学割や株主優待券などの割引証にも対応しているので、これらがちゃんと回収できないと後々困ったことになります。
オ:「ありがとうございました。」
(発券された指のみ券)
(元の回数券)
以前の岡部駅のように指定席発行印をもらえという指示はなく、駅員も改札口の窓を閉ざして奥に引っ込んでいたので、そのままにしてきました。でも、指定券に引き換えた痕跡は何もないので、悪意を持った人物ならば好ましくない使い方ができてしまうような気がします。「船○吉兆」ではないですが、使い回しも可能です(爆)そのへんは面倒でも徹底した方がいいように思います。
【現地データ】
◆場所…内房線・巖根駅
◆時刻…午後1時すぎ
◆オペレーター…オッサン
◆マルス端末…撤去済み
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