越後中里駅
上越線・越後中里駅は越後湯沢駅と同じ新潟県湯沢町に位置します。以前紹介した「えちごツーデーパス」のフリーエリアの南限にもなります。長岡方面から来た列車の多くはこの駅で折り返し、群馬県との県境を越える列車はごくわずかです。水上~越後中里間は上越線でも超閑散区間になります。
上越新幹線が開業する前の急行「佐渡」が走っていた頃はこの駅にも一部列車が停車していたようです。平成5年ごろに無人化され、分不相応に広くがらんとした待合室に水色の無機質なベンチが置いてあり妙に寂しい雰囲気を醸し出しています。
ただ、この駅は跨線橋を介して越後中里スキー場と直結しており、冬場はそれなりに賑わいます。夏と冬の利用客数の差が大きいので、冬場のみ社員の駅員が派遣されるという特殊な営業形態を取っています。営業時間は8時40分~16時30分なので交代なしの一人勤務のようです
駅には自動券売機が1台設置されています。窓口にはPOS端末が設置されており、乗車券・自由席特急券類が購入できます。補充券の有無は聞きませんでしたが、あまり期待しない方がいいでしょう。
とりあえず記念に隣の岩原スキー場前駅までの乗車券を1枚購入しました。「岩原」が縦書きになっている以外はごくごく普通の乗車券やスタンパーですが、いずれも冬季限定かと思うと限定モノに弱い私にとってはありがたみを感じてしまいます。
【補足:09/1/18】
今シーズンの越後中里駅は営業していないそうです。今シーズンだけなのか、このまま無人化されるのか気になるところです。
【補足2:15/6/9】
越後中里駅の冬季臨時営業は私が訪ねた平成19~20年のシーズンで終了し、通年無人化されましたので、カテゴリーを追加しています。
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