SL会津冬紀行号
◆種別:快速
◆区間:郡山~会津若松
(磐越西線・猪苗代)
千葉で快速「SL南房総」号の運用を終えてから、D51と12系客車は所属の高崎車両センターへは戻らず、郡山車両センターへ回送されました。2週間後の3連休に磐越西線・郡山~会津若松間で運転される快速「SL会津冬紀行」号に使用されるためでした。
同区間にSLが走ることはそれほど珍しいことではなく、月1回ペースで快速「SL郡山会津路」、「SL磐梯会津路」号が走ります(ただし、冬期間は運休)。ただ、これらの列車は「SLばんえつ物語」号の合間に運転されるので、SLも客車も新津運輸区所属の「ばんえつ物語」と全く同じです。今回は高崎の車両で運転されるのが珍しいところでしょうか。ただ、この沿線の人はSL慣れしている感じがしました。
3連休3日とも運転されたせいか、窓側でなければ当日でも指定が取れたようです。車内はソコソコ埋まっていましたが、ボックス丸ごと空いているところもあり、混みすぎず空きすぎずといった感じでした。なお、「SL南房総」で連結されていた「SL伴走車」は連結されておらず、純粋に客車5両編成でした。
冬の会津地方はかなり冷え込みますが、寒さに負けず多くの撮り鉄がいました。前日までにいい感じで雪が積もっていたので、SLが雪煙を上げて走る姿は被写体としては魅力的だったのかもしれません。それにしても彼らの撮影にかける執念にはいつも感心してしまいます。私は暖房の効いた車内でうつらうつら寝ていました。
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