しなのサンライズ
◆運転区間:(しなの鉄道)小諸→長野
◆運転本数:片道1本
◆使用車両:169系(しなの鉄道所属)
しなの鉄道に転換される前のJR時代から軽井沢~長野間に快速「モーニングライナー」として定員制のライナーが運転されていました。しなの鉄道に転換後は快速「しなのサンライナー」として引き続き運転されています。平成14年12月から上り(長野発小諸行)のライナーも運転されることになり、名称が「しなのサンライズ」に変更され現在に至ります。
使用されているしなの鉄道所属の169系は転換時にJRから譲渡された車両です。転換前の車両が特急型の189系だったためか、ライナー券が310円から200円に値下げされています。169系はJRでは既に全廃になってしまい、しなの鉄道でしか乗ることができなくなっています。
停車駅は小諸~上田間の各駅です。上田~長野間はノンストップで、しなの鉄道の乗務員がそのままJR長野駅まで乗り入れます。小諸~上田間相互の乗車(=長野駅まで乗車しない場合)であればライナー券は不要です。
(大屋駅発行)
自社地紋の常備軟券で、券名は「しなのサンライズ券」となっています。ライナー券は当日の朝に各停車駅で発売します。大屋駅から乗車しているにも関わらず区間は「上田→長野」となっています。号車の指定はありません。
(戸倉運輸区発行)
また、車内でも発売しています。「戸倉運輸区発行」と印刷されている以外は様式は大差ありませんが、こちらは日付は手書きになります。ライナー券は座席カバーのチケットホルダーに差すようになっていて、持っていない場合は車内で購入することになります。ただ、ライナーの発車時刻近くになると改札口に係員がライナー券の束を持って200円徴収する気満々で構えているので、ライナー券を持たずに乗れるのかどうか疑問ですが…。
写真は長野駅で撮影したものです。
【補足:15/6/9】
「しなのサンライズ」は平成27年3月のダイヤ改正で料金不要の快速列車に移行したため、「しなのサンライズ券」の発売はなくなりました。そのため、カテゴリーを追加しています。
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