SL北東北DC
▼種別:快速
▼運転区間:北上~横手
7月1日からの「北東北デスティネーションキャンペーン」(以下「北東北DC」)のオープニングを記念して、7月1・2日に北上線・北上~横手間で快速「SL北東北DC」号が運転されました。
7月1日は日曜で2日は月曜でした。普通はこういったヲタ列車の運転は土日を絡めるものですが、7月1日からの「北東北DC」のオープニングを記念するという建前上それ以前に運転するわけにはいきませんでした。そのため日・月という中途半端な運転日になっています。やはり指定券も1日のほうが取りにくかったようです。
しばらくこのブログを読んでいる方ならわかるかもしれませんが、この前日は北海道でDMVに乗っていました。その後、千歳まで戻って当地在住の友人と久々の再会を果たし、一緒に夕食を食べ、その晩の急行「はまなす」→特急「つがる」→東北新幹線で北上駅まで戻ってくるという超強行日程でした。職務上、月末・月初は休めないので、どうしてもこうなってしまいました…。
(奥羽線・横手)
北上線に乗ったのは特急「秋田リレー」が走っていた平成8年11月以来およそ10年半ぶりでした。それでも北上線自体はあまり変化がないように思いました。当時、ほっとゆだ駅では指定券が購入できませんでしたが、マルス端末が導入されていて「えきねっと」の受取ができました。錦秋湖の景色はよかったですが、渇水の影響で水はだいぶ減っていたのが気になりました。
ちなみに。私と同じボックスにはいずれも80歳に手が届きそうな老夫婦+一人旅の爺さんが座っていました。一人旅の爺さんはわざわざSLに乗りに横浜から来ていたようでした。老夫婦の爺さんは戦時中に「南満州鉄道」(いわゆる「満鉄」)での機関士をしていたそうで、「昭和20年8月9日にソ連軍が侵攻してきた時には…」みたいな戦中話で盛り上がっていました。話に直接参加はしませんでしたが、なかなか興味深い話を聞くことができました。
写真は奥羽線・横手駅で撮影したものです。機関車はいつものようにJR東日本高崎車両センター(高崎支所)所属のD51-498で、客車も同所の12系でした。
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