信越リレー妙高
▼種別:快速
▼運転区間:長野~直江津
▼最終運転日:平成14年11月30日
平成9年10月の長野新幹線開通に伴い信越線・横川~軽井沢間が廃線となり特急「あさま」・「白山」が廃止となりました。その代替として長野~直江津間を結ぶ快速「信越リレー妙高号」が運転されました。
その名のとおり長野と特急が廃止になった黒姫・新井・高田・直江津を結ぶ列車としての役目があり、1日8往復運転されました。車両は特急時代と変わらずJR東日本長野総合車両所の189系で、全列車に指定席も連結されました。廃止された特急列車の代替とはいえ地方の快速列車では異例の編成だったと言えます。
(長野駅)
しかし、平成12年12月に一気に5往復減の1日3往復になりました。平成11年に上信越自動車道が全線開通し、上越と東京池袋を結ぶ高速バスに乗客を奪われた影響もあったのでしょう。
平成14年12月に愛称を快速「妙高」に変更し、「信越リレー~」という冠はなくなりました。「妙高」の愛称はかつて上野~長野・妙高高原間で運転された急行列車に使用されたことがあり、5年ぶりに快速列車の愛称として復活したことになります。また、このとき特急「みのり」を廃止しているので、その代替用に1往復増発され1日4往復になり現在に至ります。
私は何回か乗る機会がありました。よく指定席に乗っていますが、いつもガラガラです。快速列車なのでシートカバーが外されていて、内装も古いままなのが変に哀愁を感じました。
写真は手持ちがなかったので友人から貰いました。長野駅で撮影したものだそうです。
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