みどり
◆種別:特急
◆運転区間:博多~佐世保(1日16往復)
(佐世保駅)
特急「みどり」は昭和51年小倉~佐世保間の急行「弓張」の一部列車を格上げし、同区間の特急列車として運転を開始しました。車両は485系が投入されました。「みどり」という愛称自体は昭和36年10月に登場した大阪~博多間の特急列車に由来しており、区間は何度も変更になりましたが大阪・岡山と九州を結ぶ特急列車として活躍しました。
運転開始当初は博多~肥前山口間で特急「かもめ」と併結していましたが、併結を止めたりまた再開したりまた止めたりと文字通り切っても切れない関係が続いています。平成4年に特急「ハウステンボス」の運転が始まると「かもめ」・「ハウステンボス」と3階建ての編成を組む列車も登場しました。一昔前の急行列車ではザラにありましたが、電車特急としては初めてのことでした。平成12年に車両が485系から783系(ハイパーサルーン)に置き換えられました。ちょうど783系が鹿児島線の特急列車から撤退した時期と同じくします。所属はJR九州南福岡電車区です。
三階建て列車は現在でも下り1本・上り3本に残っています。
<かもめ7号+ハウステンボス3号・みどり3号>
[グ/指・指・自・自/指][グ/指・指・自・自/指][グ/指・指・自・自/指]
(←1号車)
編成は12両ですが、5・6号車が欠車扱いなので1~14号車までとなります。「かもめ」が1~4号車、「ハウステンボス」が7~10号車、「みどり」が11~14号車という具合連結されています。長崎線・肥前山口で「かもめ」を、佐世保線・早岐で「ハウステンボス」を切り離します。
さて、私が乗ったのは3~4回ぐらいです。485系の頃が多かったんですが、783系の頃にも1回乗っています。車内はリニューアル工事が施されていましたが、乗り心地はどうしても同じ九州の785系や885系には劣ってしまう感があります。
写真は佐世保線の終着佐世保駅で撮影したものです。ヨーロッパのターミナル駅を思わせる広々とした明るい開放感のある駅で、非常にいい印象があります。あと、佐世保線の印象としては日宇駅付近に「ジャ○ネットた○た」の巨大な本社倉庫が見えたことでしょうか。当地が同社の本社所在地です。「みどり」とは何の関係もありませんが。
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