ねぶたエクスプレス
◆種別:特急
◆運転区間:函館~青森
しばらく今夏の旅行の成果物が続きます。
特急「ねぶたエクスプレス」は北海道から青森ねぶた祭り見に行く観光客輸送用に8月2~7日の開催期間中に函館~青森間で運転されました。
(青森駅)
車両はJR北海道函館運輸所所属の781系で「ドラえもん海底列車」と同じ車両です。通常の海底駅見学の「ドラえもん海底列車」は吉岡海底駅で乗客を降ろすと本州側の津軽線・蟹田駅まで回送されます。なので、本州に乗り入れることはありますが、青森駅まで足を延ばすことは通常ありません。この写真はわかりにくいですが青森駅で撮影したものです。
ダイヤは以下のような感じでした。
<ねぶたエクスプレス・上り>
函館(13:57)
→五稜郭(14:02)/木古内(14:37)/青森(16:15)
<ねぶたエクスプレス・下り>
青森(21:15)
→木古内(22:42)/五稜郭(23:30)/函館(23:35)
青森滞在時間はわずか5時間です。本当にねぶただけを見て帰る列車です。
(シール貼部分)
ヘッドマークの部分は埋められてしまっているために、外観は「ドラえもん海底列車」と全く区別がつかない状態で運転されました。号車札のところに申し訳程度に「ねぶたエクスプレス」とシール貼りしてあった程度です。
乗客のほとんどは団体客でした。それでも一般客が入り込む余地は充分あり、当日の木古内駅でも指定が取れました。「はなたび北海道フリーきっぷ」の帰りに乗りました。私は戻りの列車には乗りませんでしたが、祭りが一通り終わるのが21時は過ぎるので、青森発が21:15というのは早すぎる気がします。ツアーの人はおそらく最後まで祭りを見れなかったんじゃないでしょうか??
この781系はもともと札幌圏で「ライラック」や「すずらん」で運用されていた車両を「海底列車」仕様に改造し、函館に転属させました。「ドラえもん海底列車」の運転は今夏で終わることが決まっており、再度札幌に戻して元の特急運用に就くのか、それとも函館に残留して「白鳥」の増発用車両として残すのか、それとも廃車にしてしまうのか今後の去就が注目されます。
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