難関

こがねドリーム号

◆種別：快速

◆運転区間：秋田→仙台 

 （秋田駅）

　８月５日の１日限りで秋田～仙台間を奥羽・北上・東北線経由で運転されました。８月３日～６日は秋田で「秋田竿灯まつり」が行われていました。ただ、この列車は８月５日のみの運転なのでその観光客輸送のためというわけでもなさそうです。なぜ１日限りだったのか謎です。さらに途中停車駅が小牛田・松島・塩釜の３駅だけというのも謎です。

　まぁそれはともかく。車両はＪＲ東日本仙台車両センターのジョイフルトレイン「こがね」です。普段は仙台～気仙沼・平泉方面の観光列車として使用されています。座席が１－２列、２－１列、１－２列…という交互に並んでいる不規則配置です。展望席は座席指定のないサロンになっていて、誰でも利用できるようになっています。

　実際に発売されるこの列車の指定席券はかなり少なそうだったので、いつもより２時間早起きして出勤途上の駅で１ヶ月前発売の事前申込をしました。

• 申込順に受付→５駅
• 事前申込は受け付けない→３駅

　どうやらＪＲ東日本の場合、支社単位でなく駅単位で事前申込を受け付けるかどうかの判断をしているそうです。受け付けてくれた５駅での申込順は１番、２番、４番、８番、１２番でした。そして２番の駅で無事取ることができました。門前払いも含め８駅で申し込んで１駅でしか取れなかったのでかなりの難関だったと言えます。

　指定席は完売になった割に実際に乗っていたのは半分も居ませんでした。たぶん記念に（？）指定席だけ押さえて実際に乗らなかったんだと思います。乗りたくても指定が取れなくて断念した人も居たでしょから迷惑な趣味です。ちなみに私の隣も居なかったので、２席占拠して塩釜到着あたりまで気持ちよく寝させてもらいましたが。

　写真は発車前の秋田駅で撮影しました。展望サロンは既にヲタまみれです。ビデオカメラを固定して展望風景を撮影していた（しかも夜遅くまでうるさいし…）ようですが、老婆心ながら夜真っ暗の中で何が撮れたのか気になります（爆）