世界遺産効果

リゾートしらかみ

◆種別：快速

◆運転区間：秋田～弘前・青森（１日３往復）

　快速「リゾートしらかみ」は平成９年３月の秋田新幹線開業に伴って運転開始しました。その名のとおり世界遺産である白神山地を訪れる観光客向けの列車です。時刻表を見る限り毎日運転しているようなので、定期列車として扱いました。

　当初は五能線経由で秋田～川部ｏｒ弘前間の運転でしたが、現在は秋田～弘前が１往復、秋田～青森が２往復の合計３往復態勢になっています。それでも時期によっては指定が取りにくいこともあり、なかなかの人気列車のようです。

　運転当初はキハ４８系を改造した写真の「青池」編成だけでした。その後順調に利用客が増えたようで、平成１５年に「橅」編成、今年の３月からは「くまげら」編成が投入されています。

　私が乗ったのは平成１２年３月で、当時はまだ１日１往復の時代でした。指定券を見てのとおり号数の表記がありません。指定も前日に秋田駅で取るという気合のなさで、それでもあっさり窓側が取れました。車内では津軽三味線の生演奏なんかもあったりしてなかなか楽しめました。

　写真は友人のＨＰから借りてきたもので、秋田駅で撮影した「青池」編成です。撮影当時は４両編成でしたが、中間車１両は「くまげら」編成に転用され、現在は３両編成になっています。