北越
◆種別:特急
◆運転区間:金沢~新潟(1日5往復)
特急「北越」は昭和45年に大阪~新潟間を東海道・北陸線(米原)経由で結ぶ特急として1往復で登場しました。当初は同年開催された大阪万博輸送用だったとのことです。昭和48年に金沢~新潟間の列車も設定されるようになり、昭和50年からは湖西線経由に変更になりました。しかし、昭和53年に大阪発着の列車は特急「雷鳥」に統合され、もともとのルーツを失います。
昭和57年上越新幹線が開業すると首都圏と北陸を結ぶ列車としての役割が重要視され、7往復にまで増発されました。平成9年に北越急行(ほくほく線)が開業すると、首都圏と北陸を結ぶ役割は特急「はくたか」に奪われ、一時は3往復にまで減便されました。現在は特急「雷鳥」の新潟乗り入れがなくなったり、特急「白鳥」が廃止・系統分割されたため、5往復での運転に落ち着いています。
今までに何回か乗ったことがあります。きっぷは私が使ったものですが、短区間の自由席利用が多く、どうも印象に残らない列車です。北陸線内の利用なら迷わず車両が新しい特急「はくたか」や「サンダーバード」に乗ってしまいます。
列車の写真は北陸線・高岡駅で撮影したものです。車両は特急「いなほ」と同じJR東日本新潟車両センター所属のリニューアル485系です。
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