きたぐに
◆種別:急行
◆運転区間:大阪~新潟(1日1往復)
急行「きたぐに」の運転開始は昭和36年10月で当時の運転区間は金沢~新潟間でした。昭和38年に大阪~新潟間、昭和43年に大阪~青森間、昭和57年には再び大阪~新潟間にいう具合にたびたび運転区間が変わりました。現在、下り(新潟行)列車は新津~新潟間は快速列車として運転されています。平成6年に同区間を並行していた寝台特急「つるぎ」が廃止になった後は関西と北陸を結ぶ唯一の夜行列車になってしまいました。
車両は長らく客車でしたが、昭和60年より583系に変更となり、現在では583系を使った唯一の定期列車となっており、自由席・B寝台・A寝台・グリーン車を連結しています。(普通車の指定席がないのが不思議ですが…)。
また、昭和43年11月に北陸トンネル内で食堂車から火災を起こし死者30人を出す大惨事を起こした列車としても知られ、これ以後地下鉄や長いトンネル内を走る車両の不燃化が進められる契機となりました。
関西~北陸間の列車を関東在住の私が乗るのはなかなか難しいことで、ようやく去年の夏に下り列車に乗ったのが初めてでした。写真はその時に信越線・直江津駅で撮影したものです。直江津駅でJR西日本からJR東日本に入り、運転士が交代します。きっぷは貰い物です。
写真の583系はJR西日本京都総合車両所所属のもので、国鉄色のJR東日本所属のものとは印象が異なります。好みはそれぞれですが国鉄色のJR西日本の編成も見てみたいものです。
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