北斗星
◆種別:特急
◆運転区間:上野~札幌(1日2往復)
昭和63年3月に青函トンネルが開通し、本州と北海道が鉄路で結ばれました。この時に上野~札幌間を直通で結ぶ寝台特急として1日2往復で運転開始しました。テレビやトイレ・シャワーなどを備えたA寝台個室ロイヤルなど豪華寝台や既存の薄暗いイメージを一新した食堂車がバブル期の旅行ブームにも乗って大人気となり、翌年のダイヤ改正では早くも1往復増発されました。平成9年に1・2号を同区間の特急「カシオペア」に置換え、再び2往復に戻されました。
編成はA寝台個室ロイヤル(1人用)、B寝台個室デュエット(2人用)、B寝台個室ソロ(1人用)、普通の2段式B寝台と食堂車とシャワールームを備えたロビーカーが連結されています。1・2号がJR北海道苗穂運転所で、3・4号がJR東日本尾久車両センター所属です。全般的にJR北海道の車両の方が状態はいいようです。
学生時代は貧乏で乗れず、社会人になってからの北海道への足はほとんど飛行機となったため、私が初めて乗ったのは今年の1月だったりします。車両によっては車齢30年近くなりさすがに老朽化は隠せなくなっていると聞いていたので、正直多くの期待はしませんでした。しかし、個室の居住性や食堂車の雰囲気など思ったより良かった印象があります。
写真は上野駅に到着した2号を撮影しました。デジカメのバッテリーが旅行末期に死亡し、仕方なく携帯で撮ったんですが思ったよりきれいに撮れている感です。
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