シーボルト
▼種別:特急
▼運転区間:長崎~佐世保
▼最終運転日:平成15年3月14日
特急「シーボルト」は平成11年3月のダイヤ改正で大村線経由で長崎~佐世保間を結んでいた快速「シーサイドライナー」を格上げする形で1日2往復運転で登場しました。人名を使用した特急列車はこの列車が当時初めてだったそうです。
この特徴的なカラーリングの車両は昭和63年にキハ183系(北海道のキハ183系と親戚)を改造した車両で、ディーゼルカーながら電車と連結して運転(協調運転)することができるという特徴があります。改造当初は門司港~佐世保間の特急「オランダ村特急」として運転され、門司港~鳥栖間は特急「有明」と併結運転されていました(鹿児島線の線路容量の問題だったそうです)。
快速を格上げして特急化したため料金不要で乗れる快速が減便され、地元では快速復活の要望が高まりました。その結果運転開始4年後の平成15年に再度快速化され廃止となりました。
私はこの列車に乗る機会はありませんでした。きっぷは友人からもらったものです。写真も友人が長崎線・現川駅で撮影したものです。この写真ではわかりにくいですが紺色の下部に”SIEBOLD”のロゴが入っています。
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