特急あさま
◆種別:特急
◆区間:長野~直江津
特急「あさま」は長野新幹線開業前の平成9年9月まで上野~長野・直江津間で運転されていました。上野~長野間でも約3時間近くかかりました。長野出身の大学の同級生は自嘲気味に「東京から長野は沖縄よりも遠い」と言っていたのを覚えています。羽田~沖縄(那覇)間は飛行機で2時間半程度であることと比べたんだと思います。
昨年10月に長野新幹線開業15周年を記念して、長野~直江津間で「あさま」のリバイバル列車が運転されました。車両は当時から使用していたJR東日本長野総合車両センターの189系のうち1編成を国鉄色に塗り替えた上で充当されました。ヘッドマークや方向幕もほぼ再現されていますが、いずれもL特急マークはありません。
個人的にはしなの鉄道・軽井沢から運転して欲しかった感はありますが、その辺は会社間の調整が難しかったんでしょう。
直前まで乗る予定はなかったんですが、2日前に空席を見てみたら1席だけ空いていたので乗ってきました。列車名は新幹線の「あさま」と区別するためか、「特急あさま」と種別まで入っているのが面白いです。
比較のために在来線時代の特急券を載せておきます。当然ながらこちらは普通に「あさま」となっています。
(信越線・黒姫)
車内は指定券の売れ行きどおり盛況でした。こういったヲタ列車は指定券の売れ行きと乗車率が比例しないことが多いんですが、この列車については実乗率が高かったです。30分程度の乗車でしたが、国鉄時代の雰囲気を楽しんできました。
この運転が好評だったようで、今週末と5月上旬の4日間にわたり再度運転されることが発表されています。
コメント