能登
▼種別:急行
▼運転区間:上野~金沢(1日1往復)
急行「能登」の愛称は昭和50年のダイヤ改正で急行「北陸」の特急格上げに伴い、その補完列車として上野~金沢間(上越線経由)の急行として一旦廃止になっていたものが復活しました。廃止以前は東京~金沢間(東海道・北陸線経由)で運転されていました。
平成5年に上野~長野間の急行「妙高」と統合され、経由が上越線から信越線経由に変更となり、上野~福井間に延伸された上で横軽越えもするようになりました。平成9年の長野新幹線開業・横軽廃止に伴い上越線経由に戻され、平成13年には区間も上野~金沢間に戻され現在に至ります。
復活当初は14系寝台車と座席車が混在した編成でしたが、平成5年に信越線経由になった際に写真の489系に変更され、寝台車の連結はなくなりました。
横軽越えで運転されていた頃や北越急行経由の「能登91号」を含め何回か乗ったことがありますが、国鉄時代の面影を色濃く残したその車両のボロさにはいつも感心させられます(ボロ=悪と言っているわけではありません)。乗ったのは週末が多かったので乗車率は悪くなく、上野~高崎間の通勤利用が案外多いのが意外でした。
並行する特急「北陸」との兼ね合いもあり急行列車受難の時代ではありますが、できたら今の車両のままで長く残って欲しいと思います。写真は上野駅で発車を待つ金沢行の列車です。車体に手を触れている右側のおばちゃんが気になります(爆)
【補足:10.12.15】
「能登」は平成22年3月のダイヤ改正で季節列車に格下げされました。そのためカテゴリーを追加しています。
コメント