MR12W消滅
今年3月8日でJR西日本のみどりの窓口からMR12W型のマルス端末が一斉に撤去されました。これを以って、国鉄時代より続いていた熱転写印字のマルス端末がJRの駅のみどりの窓口から全てなくなりました。
最後まで残っていた駅は桜島線・安治川口、関西(大和路)線・東部市場前、片町線・藤阪、阪和線・美章園の4駅でした。いずれも感熱印字のマルス端末への置き換えではなく、撤去翌日から「みどりの券売機プラス」が稼働し窓口営業を終了しました。
私が最後にMR12W型の設置駅できっぷを購入したのは2月25日で、阪和線の美章園駅と和泉橋本駅で購入しました。うち和泉橋本駅はこの日がみどりの窓口最終日でもあり、ここも翌日から「みどりの券売機プラス」が稼働しました。入場券と実際に使用するきっぷを何枚かずつ購入しておきました。
個人的にはMR12W型は昨年末までにはなくなると予想していただけに、年明けになっても買えたのは予想外の幸運でした。感熱印字は熱転写印字と比べて機械の回転部分が少なくインクリボンが不要なので、コスト的に有利です。熱転写印字の淘汰はコスト削減の時代の流れで必然だったのでしょう。同じ熱転写印字であるMV30とはちょっと違った太めの印字は結構好きだったんですが…。
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